楽天モバイルをご利用の皆様、新しいスマートフォンへの機種変更はお考えでしょうか。新しい機種を手に入れるワクワク感と同時に、「データ移行がうまくいくか不安」「LINEのトーク履歴は消えないかな」といった心配も出てきますよね。特に、楽天モバイルはeSIMの利用者が増えているため、回線の切り替えとデータ移行の二つの作業をスムーズに進める必要があります。
この記事は、楽天モバイルで機種変更とデータ移行を失敗なく完了させたい全ての方へ向けた、完全オリジナルの手順書です。iPhoneからAndroid、またはその逆の異なるOSへの機種変更にも対応しています。この記事を読んで、面倒に感じがちな楽天モバイル 機種変更 データ移行の作業を、一つずつ確実にクリアしていきましょう。
楽天モバイルの機種変更とデータ移行:始める前の3つの重要準備
楽天モバイルで機種変更 データ移行を始める前に、必ず準備しておくべきことがあります。この準備を怠ると、最悪の場合、大切なデータが消えてしまうことになりますので、面倒でも必ずチェックしてください。この事前準備こそが、スムーズな機種変更の9割を占めると言っても過言ではありません。
準備1:古いスマホのデータバックアップを二重で確保する
データ移行の基本中の基本は、古い機種のデータを確実にバックアップすることです。万が一、新しい機種へのデータ移行中にトラブルが発生しても、バックアップさえあれば、すぐにやり直すことができます。バックアップは、メインとサブの二つの方法で行う「二重バックアップ」を強くおすすめします。
iPhone(iOS)の場合のバックアップ方法:iCloudとPCの併用
iPhoneのバックアップは「iCloud」または「PC(FinderまたはiTunes)」のどちらかで行います。
- iCloudバックアップ:Wi-Fi接続があればどこでも可能です。設定の「自分の名前」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」から「今すぐバックアップを作成」をタップすれば完了します。iCloudの容量が不足していないか、特に写真や動画のデータ量が多い方は無料の5GBを超えていないか確認しましょう。容量不足の場合は、有料プランへの加入を検討するか、PCバックアップに切り替えてください。
- PCバックアップ(推奨):ケーブルでPCに接続し、Finder(Mac)またはiTunes(Windows)でバックアップを作成します。iCloudよりもデータ全体を確実に保存できるのがメリットで、特に「ローカルバックアップを暗号化」を選択することで、アカウント情報や健康データなどの機密情報まで完全に引き継ぐことが可能になります。
Androidの場合のバックアップ方法:Google OneとSDカードの活用
Androidのバックアップは主に「Google One(Googleドライブ)」を利用し、写真データは個別にGoogleフォトを活用します。
- Google Oneバックアップ:「設定」→「Google」→「バックアップ」から「今すぐバックアップ」をタップします。アプリのデータや設定情報、連絡先などは自動的に同期されますが、すべてのデータが完璧に移行されるわけではありません。
- 写真・動画はGoogleフォト:写真や動画は「Googleフォト」アプリにアップロードしておくと、新しい機種で簡単に復元できます。元の画質で保存したい場合は、容量を使いすぎないよう注意が必要です。
- SDカードの活用:Androidの一部の機種ではSDカードが利用できます。大量の動画や音楽データは、SDカードに退避させておき、新しい機種に差し替えることで、高速かつ確実に移行できます。
準備2:アプリごとの引き継ぎ準備とアカウント情報の確認
写真や連絡先はバックアップで移行できても、特定のアプリは機種変更後に個別で引き継ぎ作業が必要です。特に、利用頻度の高いアプリのログイン情報と引き継ぎ手順をメモしておきましょう。
個別引き継ぎが必要な主要アプリ
- LINE:トーク履歴はOS間で引き継ぎ不可
- 設定から「トークのバックアップ」を忘れずに行いましょう。OSが異なる機種へ変更する場合(iPhone⇔Android)は、トーク履歴の全件引き継ぎができません。直近14日間分のみが引き継ぎ可能です。重要なトークは、事前にスクリーンショットを撮るか、テキストファイルで保存しておきましょう。また、新しい機種でのLINE認証には、登録済みの電話番号またはメールアドレスが必要です。
- おサイフケータイ・電子マネー(Suica、nanaco、iDなど):必ず退避手続きを
- 古い機種で「機種変更手続き」や「サーバーへの預け入れ」が必要です。この作業を忘れると残高が失われる可能性があります。新しい機種へ移行する前に必ずアプリ内で手続きを完了させてください。特に古い機種を初期化する前に必ず済ませることが重要です。
- ゲームアプリ:引き継ぎコードの発行
- アカウント連携(IDとパスワード)や引き継ぎコードの発行が必要です。コードの発行後、スクリーンショットを撮るなどして、確実にメモしておきましょう。ゲームによっては、OS間でのゲーム内通貨(有償アイテム)の引き継ぎができない場合があります。事前に運営会社の規約を確認しましょう。
- SNS・金融系アプリ:二段階認証を再設定
- IDやパスワードはもちろん、二段階認証の設定や、ワンタイムパスワードアプリ(Google Authenticatorなど)の移行も忘れないようにしましょう。これらのアプリを古い機種から削除する前に、新しい機種で再設定を行うことが必須です。
準備3:新旧端末の充電と安定したWi-Fi環境の確保
データ移行は、データ量によっては数時間かかることがあります。途中で電源が切れると移行が失敗する大きな原因となります。
- 両方のスマホを十分に充電し、できれば充電器に接続したまま作業を行いましょう。特にクイックスタートのようなワイヤレス移行は、充電残量が少ないと途中で停止する仕組みになっていることがあります。
- 自宅の安定したWi-Fi環境で作業してください。公共のWi-Fiやモバイルルーターなど、不安定な環境でのデータ移行は避けるべきです。データ移行にモバイルデータ通信を使うと、移行が遅くなる上に予期せぬ通信量の消費につながります。
楽天モバイル回線切り替えの手順:SIMタイプ別の流れと費用
データ移行と並行して行うのが、楽天モバイルの回線を新しい機種で使えるようにする「回線切り替え(開通)」手続きです。楽天モバイル 機種変更 データ移行をスムーズに進めるためにも、ご自身のSIMタイプを確認しておきましょう。特にeSIM利用者は、手続きを間違えると一時的に通信不能になりますので、慎重に進めてください。
パターンA:SIMカード(物理SIM)をご利用の場合
SIMカードをご利用の場合は、物理的なカードを入れ替えるだけで回線が切り替わります。
SIMカード切り替えの手順
- 古い機種の電源を切り、SIMピンを使ってSIMカードを取り出す。SIMピンがない場合は、代用品としてクリップの針金を伸ばしたものなどが使えますが、端末を傷つけないよう注意が必要です。
- 新しい機種のSIMトレイにSIMカードを挿入する。SIMカードの向きを間違えないようにしましょう。
- 新しい機種の電源を入れる。
- Wi-Fiに接続し、発信テストなどで楽天回線が利用できるか確認する。
この場合、楽天モバイルへの手続きは基本的に不要です。SIMカードは非常に小さく繊細なので、紛失や破損に注意してください。もしSIMカードが認識されない場合は、一度SIMカードを抜き差ししてみましょう。
パターンB:eSIMをご利用の場合:再発行手続きは必須
eSIMをご利用の場合は、新しい機種で「eSIMの再発行」手続きが必要です。eSIMは物理的なカードではないため、この手続きをしないと回線が使えません。
eSIM再発行から開通までのステップ
eSIMの再発行手続きは、my 楽天モバイルから簡単に行えますが、手続きを始めた瞬間、古い機種のeSIMは無効になります。必ず新しい機種が手元にあり、Wi-Fi環境がある状態で始めましょう。
iPhoneの一部機種では「eSIMクイック転送」という機能が利用できますが、確実性を重視するなら上記のmy 楽天モバイル経由の手続きをおすすめします。
機種変更にかかる費用と注意点
楽天モバイルでは、機種変更自体にかかる契約事務手数料やeSIMの再発行手数料は基本的に無料です。
- SIMカード(物理SIM)の再発行手数料:SIMカードを紛失・破損した場合の再発行は、3,300円(税込)の手数料がかかります。
- 「買い替え超トクプログラム」の事務手数料:このプログラムを利用して端末を購入し、機種変更をする場合、購入時に3,300円(税込)の事務手数料がかかります。
【OS別】機種変更後のデータ移行手順と失敗対策
回線切り替えが完了し、新しい機種で通信できることを確認したら、いよいよデータ移行です。楽天モバイル 機種変更 データ移行の成功は、この手順にかかっています。OSが同じか異なるかで、手順と必要な時間が大きく変わります。
パターン1:iPhoneからiPhoneへのデータ移行(クイックスタート)
同じOS間での移行は、Appleの提供する「クイックスタート」機能を使えば非常に簡単です。この機能は、iOS 12.4以降で利用できます。
クイックスタートの手順と注意点
- 新旧2台のiPhoneのBluetoothをオンにし、お互いに近づける。
- 新しいiPhoneに表示されるメッセージに従い、古いiPhoneで認証コードを入力する。
- 「iPhoneから転送」を選択し、データ移行を開始する。
注意点として、大容量のデータ(100GB以上など)を転送する場合、数時間から半日かかることもあります。夜間など時間に余裕がある時に行いましょう。途中で停止する場合は、Wi-Fi接続の安定性を再確認してください。
パターン2:AndroidからAndroidへのデータ移行(Googleとケーブル)
Android間では、Googleのバックアップ機能とケーブル接続による移行が主流です。
- Googleバックアップからの復元:新しい機種の初期設定時に、Googleアカウントでログインすると、自動的に以前のバックアップからデータが復元されます。この方法では、アプリや設定情報が復元されます。
- ケーブル接続による移行(推奨):新しいAndroid端末の多くは、初期設定時に古い端末とUSBケーブルで接続することで、データを直接転送する機能を提供しています。これが最も確実で高速な方法の一つで、写真や動画などの大容量データもスムーズに移行できます。
パターン3:iPhoneからAndroidへのデータ移行(OS間移行)の落とし穴
最も手間がかかるのが、OSが異なる機種への移行です。
パターン4:AndroidからiPhoneへのデータ移行(「iOSに移行」アプリ)
AndroidからiPhoneへは、Appleが提供する「iOSに移行」アプリが利用できます。
- 新しいiPhoneの初期設定画面で「Androidからデータを移行」を選択する。
- Android端末に「iOSに移行」アプリをインストールし、起動する。
- iPhoneに表示されたコードをAndroidに入力し、転送を開始する。
このアプリを使えば、連絡先、メッセージ履歴、写真などの基本データが移行できますが、Androidのウィジェットやホーム画面の配置などは引き継げません。
機種変更後に必須のアプリ別データ引き継ぎ詳細
楽天モバイル 機種変更 データ移行の作業を終えても、まだアプリの引き継ぎが残っています。特に生活に必須のアプリの引き継ぎ手順を詳しく解説します。
1:LINEの確実なトーク履歴引き継ぎ:トーク履歴の復元
LINEの引き継ぎは「アカウントの引き継ぎ設定」と「トーク履歴のバックアップ」の二段階が必要です。
【重要】OS間移行の場合:iPhoneからAndroid、またはその逆の場合は、トーク履歴の全件移行が不可能です。直近14日分の履歴のみ移行可能です。重要なトークは、事前にスクリーンショットを撮るか、テキストファイルで保存しておきましょう。
2:楽天モバイル専用アプリ「Rakuten Link」の再設定:通話無料を維持するために
楽天モバイルの国内通話無料のメリットを享受するためには、新しい機種で「Rakuten Link」アプリの再設定が必要です。
- 新しい機種にRakuten Linkアプリをインストールし、起動する。
- 画面の指示に従って、楽天会員IDでログインする。
- SMS認証を行い、電話番号とアプリを連携させる。このSMSは楽天回線での通信が必要となる場合があります。
- 連絡先やマイクのアクセスを許可し、発信テストをして通話ができるか確認する。
この手続きをしないと、通常のOS標準の通話アプリからの発信となり、通話料が発生してしまうので注意しましょう。また、ログインがうまくいかない場合は、一度アプリをアンインストールしてから再インストールしてみましょう。
3:おサイフケータイ機能の引き継ぎ(電子マネー・ポイント):残高を失わないために
SuicaやWAON、iDなどの電子マネーは、FeliCaチップという特殊な領域に情報が書き込まれているため、単純なデータ移行では引き継げません。
電子マネー引き継ぎの絶対ルール
必ず古い機種でアプリを開き、「機種変更手続き」「残高預け入れ」「退会」などの操作を行い、FeliCaチップからサーバーへ情報を退避させる必要があります。その後、新しい機種でアプリをインストールし、同じアカウントでログインして残高を戻します。この手続きを怠り、古い機種を初期化すると、残高は原則復元できません。
特に機種変更 データ移行を行う前夜に、全電子マネーアプリの残高と手続き方法を確認しておきましょう。特にSuicaやiDなど、日常的に利用するサービスは、予期せぬトラブルを避けるためにも最優先で処理すべき項目です。
データ移行で発生しやすいトラブルと即解決策
楽天モバイル 機種変更 データ移行の作業中、思わぬトラブルに遭遇することがあります。よくある問題とその解決策を知っておけば、慌てずに対応できます。
トラブル1:データ移行中に時間がかかる、途中で止まる
データ移行がなかなか進まない、途中でフリーズしたように見えるのは、データ量が多すぎるか、通信環境が不安定なことが主な原因です。
解決策:
- 移行を一旦中断し、新旧端末を再起動してみる。
- 不要な写真や動画を削除してデータ量を減らしてからやり直す。
- クイックスタートやワイヤレス移行を諦め、PCバックアップからの復元やケーブル接続での移行に切り替える。有線接続はワイヤレスよりも圧倒的に安定しています。
- Wi-Fiルーターの近くなど、電波が最も安定している場所で作業を行う。
トラブル2:新しい機種で楽天回線が繋がらない、データ通信ができない
回線切り替え(特にeSIM)がうまくいっていない可能性があります。
解決策:
- 新しい機種の設定から「モバイル通信」を確認し、楽天回線が「オン」の状態になっているかチェックする。
- 端末を再起動する。
- eSIMの場合、my 楽天モバイルで開通手続きが完了しているか確認する。完了していない場合は、再度手続きを行う。
- iPhoneの場合、キャリア設定アップデートが最新になっているか確認する。通知が来ていないか、「設定」→「一般」→「情報」でチェックしましょう。
これらの方法で改善しない場合は、my 楽天モバイルでeSIMの再発行をやり直すか、楽天モバイルのサポートに問い合わせましょう。
トラブル3:古い機種を初期化したらアプリの引き継ぎができなくなった
アプリの引き継ぎ手続きを完了させる前に初期化してしまうと、データがサーバーに退避されていない電子マネーなどは、残高を復元できなくなる可能性があります。
解決策:
- 電子マネー系は、アプリ運営会社のサポートセンターに連絡し、アカウント情報(旧端末での利用履歴など)を伝えて復旧を試みる。一部サービスでは復旧可能な場合がありますが、時間がかかります。
- ゲームアプリなどは、運営会社にIDを伝えてデータの復旧を依頼する。事前に控えておいたIDや引き継ぎコードがここで役立ちます。
このトラブルを避けるためにも、古い機種を初期化する前に、全ての重要アプリの起動と利用確認を徹底しましょう。
楽天モバイルで機種変更した古いスマホの適切な処分方法
楽天モバイル 機種変更 データ移行の全作業が完了したら、古い機種をどうするかを決めます。処分方法によって、行うべき最終作業が異なります。
処分方法1:売却・下取りに出す場合(最も重要:アクティベーションロックの解除)
第三者の手に渡る場合は、必ず個人情報の完全消去と、アクティベーションロックの解除が必要です。
初期化の最終チェックリスト
- SIMカードを抜き取る。eSIMの場合もプロファイルは削除しましょう。
- 電子マネーの残高移行(サーバー退避)が完了しているか確認する。
- 「iPhoneを探す」または「端末を探す」をオフにする。これがアクティベーションロックの解除に直結します。
- Apple IDやGoogleアカウントからサインアウトする。
- 「設定」から「すべてのコンテンツと設定を消去(初期化)」を実行する。
この初期化が不十分だと、次の利用者がそのスマホを使えなくなる「アクティベーションロック」がかかった状態になり、売却もできず、トラブルの原因となります。特にiPhoneの売却・下取り時には最重要項目です。
処分方法2:「買い替え超トクプログラム」で楽天モバイルに返却する場合
このプログラムを利用している方は、古い機種の返却が必要です。
- 返却キット:機種変更から数日後に、楽天モバイルから返却用のキットが郵送されてきます。
- 返却期限:返却キットが届いてから、定められた期限内に返送する必要があります。期限を過ぎると残債の支払いが免除されなくなるため、注意しましょう。
- 製品状態:返却時に画面割れなどの大きな破損がないか、事前に確認しておきましょう。破損がひどい場合は、最大22,000円(税込)の故障費用が発生する可能性があります。
処分方法3:予備機として保管する場合
予備機として保管する場合も、一度リセットして綺麗な状態にしておくことをおすすめします。SIMカードを抜いた状態で、データ通信のない状態で保管しておきましょう。
楽天モバイルの機種変更を失敗させないための極意
ここまで、楽天モバイル 機種変更 データ移行の全工程を見てきました。最後に、失敗しないための極意を3つのルールにまとめておきましょう。
極意1:機種変更の作業は「回線」と「データ」を分離して考える
作業が複雑に感じるのは、「回線を切り替える」ことと「データを移行する」ことの二つを同時に考えてしまうからです。
- 最初にデータをバックアップし、
- 次に回線を新しい機種に切り替え、
- 最後にバックアップからデータを復元する。
この順番で、一つずつ確実に進めることが大切です。
極意2:OS間のデータ移行は「LINE」と「電子マネー」に全集中
iPhoneとAndroid間での機種変更の場合は、写真や連絡先はGoogleアカウントやアプリで簡単に移行できますが、LINEのトーク履歴の制限と、電子マネーの移行手続きは、手間がかかる上に失敗すると取り返しがつきません。
この二つのアプリの引き継ぎ準備に最も時間と労力をかけるようにしましょう。
極意3:データ移行に不安があるなら「店舗サポート」も視野に入れる
「どうしても自分でやるのは不安」「時間がない」という方は、楽天モバイルショップの店頭サポート(有料)を利用することも選択肢です。
事前に予約し、データ移行をスタッフの方にサポートしてもらうことで、時間をかけずに確実に機種変更を完了させることができます。
機種変更後に残る疑問と最新情報
楽天モバイル 機種変更 データ移行に関する、その他のよくある疑問にお答えします。
Q1:古い機種のSIMカードはすぐに捨てても大丈夫ですか?
物理SIMカードをご利用だった場合、新しい機種での開通を確認したら、ハサミで切り込みを入れるなどして、確実に破棄しましょう。個人情報が詰まっているわけではありませんが、不正利用のリスクを避けるためです。eSIMの場合は、物理的なカードがないため、手続き完了後に古い機種からeSIMプロファイルを削除すれば大丈夫です。
Q2:楽天モバイルで機種変更後、5G通信の設定は必要ですか?
iPhone、Androidともに、5G対応機種であれば、ほとんどの場合、自動的に5G通信が利用できるように設定されます。
もし5Gに繋がりにくいと感じたら、「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」などで、「5Gオン」になっているか確認してみましょう。
Q3:機種変更後、古いスマホに「圏外」と表示されるのですが問題ありますか?
回線切り替え(特にeSIM再発行)が完了すると、古い機種の回線は無効になるため、「圏外」や「SIMなし」と表示されるのは正常な状態です。新しい機種で通信ができていれば問題ありません。
最終確認:安心の機種変更へ向けて
楽天モバイル 機種変更 データ移行の全ステップをご理解いただけたかと思います。この記事を一つのチェックリストとして活用し、万全の準備をして機種変更に臨んでください。
新しい機種で、より快適な楽天モバイルライフを楽しめますように。
iPhoneからAndroidへの移行対策:iMessageをオフに
連絡先やカレンダーはGoogleアカウントに同期させておきましょう。写真や動画は「Googleフォト」アプリを使えば簡単に移行できます。最も重要なのは、古いiPhoneの「設定」→「メッセージ」から「iMessage」を必ずオフにすることです。これを忘れると、新しいAndroid機種でAppleユーザーからのSMSが受信できなくなるトラブルが発生します。