スマホの料金プランって、正直わかりにくいですよね。楽天モバイルのプランが安いって聞いたことがあるけど、実際どうなんだろう?本当に使えるの?そんな疑問を持っている方も多いはず。私も最初は半信半疑でした。でも実際に使ってみると、想像以上に便利で、何より料金が本当に安かったんです。この記事では、楽天モバイルのプランについて、料金の仕組みから実際の使い勝手、メリットやデメリット、他社との比較まで、包み隠さず詳しくお伝えします。乗り換えを考えている方も、今使っている方も、ぜひ参考にしてみてください。
- 楽天モバイルのプランってどんな仕組みなの?
- 楽天モバイルのプラン料金は本当に安いのか検証
- 通話料金の仕組みを理解しよう
- 家族で使うと本当にお得なのか計算してみた
- 学生や子どもがいる家庭はさらにお得
- データ無制限って本当に使い放題なの?
- 通信エリアと繋がりやすさの実態
- 申し込みから使い始めるまでの流れ
- 楽天モバイルのプランで使えるオプションサービス
- キャンペーンを活用して最大限お得に契約する方法
- 楽天経済圏との連携で得られるメリット
- 海外で使えるのも楽天モバイルの強み
- 楽天モバイルのプランのデメリットも正直に話します
- 楽天モバイルのプランがおすすめな人、向いていない人
- 実際に使ってみた率直な感想
- 楽天モバイルのプランで快適なスマホライフを
楽天モバイルのプランってどんな仕組みなの?
楽天モバイルを検討する際、まず知っておきたいのがプランの仕組みです。実は、楽天モバイルのプランはとってもシンプルなんです。
選べるプランは実質1つだけ
楽天モバイルで提供されているのは「Rakuten最強プラン」という名前のプランのみです。ドコモやauのように、3GBプラン、20GBプラン、無制限プランと分かれているわけではありません。
このプランの最大の特徴は、使ったデータ量に応じて自動的に料金が変わるという点です。毎月のデータ使用量を気にしながら、プランを選び直す必要がないんですね。
月間データ使用量 | 月額料金(税込) |
---|---|
3GBまで | 1,078円 |
3GB超~20GBまで | 2,178円 |
20GB超(無制限) | 3,278円 |
たとえば今月は出張が多くて30GB使ったとしても3,278円、来月は在宅勤務で2GBしか使わなければ1,078円。この柔軟さが、楽天モバイルの大きな魅力です。


通常タイプとデータタイプの違いを知っておこう
Rakuten最強プランには、実は2つのタイプがあります。ほとんどの人は通常タイプを選べば問題ないのですが、用途によってはデータタイプが便利な場合もあります。
比較項目 | 通常タイプ | データタイプ |
---|---|---|
通話機能 | あり | なし |
SMS | あり | あり |
本人確認 | 必要 | 不要 |
支払い方法 | 各種カード、口座振替など | 楽天カードのみ |
月額料金 | 同じ | 同じ |
データタイプは、タブレット専用の回線として契約したり、2台目のスマホでデータ通信だけできればいいという場合に向いています。本人確認書類が不要なので、手続きが簡単なのもメリットですね。
楽天モバイルのプラン料金は本当に安いのか検証
安いと言われている楽天モバイルですが、実際にどれくらい安いのか、具体的に見ていきましょう。
3GB以下で使うならどうなの?
毎月3GB以下しか使わないライトユーザーの場合、楽天モバイルは月額1,078円です。これって安いのでしょうか?
他社の格安プランと比較してみます。
サービス名 | データ量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
楽天モバイル | ~3GB | 1,078円 |
LINEMO ミニプラン | 3GB | 990円 |
povo2.0 | 3GB(30日間) | 990円 |
IIJmio | 5GB | 990円 |
正直に言うと、3GB以下の使用量では楽天モバイルが最安ではありません。LINEMOやpovoの方が88円安いです。
ただし、楽天モバイルには以下のメリットがあります。
- Rakuten Linkアプリで国内通話が無料
- 全国に店舗がある(LINEMOやpovoはオンラインのみ)
- データ量が超過しても自動的に次の段階に移行(速度制限なし)
- 家族割や学割が使える
家族割を使えば月額968円になるので、LINEMOよりも安くなります。また、通話をよくする人なら、無料通話のメリットが大きいですね。
3GB以下で使うなら、通話をどれくらいするかで判断するといいでしょう。通話が多いなら楽天モバイル、データ通信だけで十分ならLINEMOという選択がおすすめです。
20GB前後で使う場合のコスパは?
動画をそこそこ見る、SNSもよく使うという人だと、月20GB前後になることが多いです。この使用量だと、楽天モバイルはかなりお得です。
サービス名 | データ量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
楽天モバイル | ~20GB | 2,178円 |
LINEMO スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
ahamo | 20GB | 2,970円 |
UQモバイル コミコミプラン | 20GB | 3,278円 |
20GB帯では、楽天モバイルが最安です。しかも、20GBを少し超えても追加料金は1,100円だけで、そのまま無制限になります。
他社の場合、20GBを超えると速度制限がかかって1Mbps程度まで遅くなりますが、楽天モバイルは20GBを超えても通常速度のまま使い続けられます。


無制限プランとして使うならダントツの安さ
動画を見まくる、テザリングをよく使う、という大容量ユーザーにとって、楽天モバイルは最高の選択肢です。
サービス名 | データ量 | 月額料金(税込) | 各種割引適用後 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 無制限 | 3,278円 | 3,168円(家族割) |
ドコモ eximo | 無制限 | 7,315円 | 4,928円 |
au 使い放題MAX | 無制限 | 7,238円 | 4,928円 |
ソフトバンク メリハリ無制限+ | 無制限 | 7,425円 | 4,928円 |
大手キャリアは各種割引を使っても約5,000円かかりますが、楽天モバイルは割引なしで3,278円です。その差は月1,650円、年間だと19,800円にもなります。
しかも、楽天モバイルは家族割などの割引も使えるので、さらに安くなる可能性があります。
月に30GB、50GB、100GBと使う人にとって、楽天モバイルのコストパフォーマンスは圧倒的です。大手キャリアと比べて年間2万円近く節約できるのは大きいですよね。
通話料金の仕組みを理解しよう
スマホを使う上で、通話料金も大事なポイントです。楽天モバイルの通話料金について、詳しく見ていきましょう。
Rakuten Linkを使えば通話料が無料になる
楽天モバイルの最大の特徴の1つが、専用アプリ「Rakuten Link」を使った無料通話です。
Rakuten Linkから発信すれば、以下の通話が無料になります。
- 国内の固定電話への通話
- 他社の携帯電話への通話
- 楽天モバイル同士の通話
- 時間制限なし、回数制限なし
これって、実はすごいことなんです。他社で同じようなかけ放題オプションをつけると、月額1,000円以上かかります。それが楽天モバイルなら追加料金なしで使えるんですから。
実際に使ってみた感想ですが、音質も普通の電話とほとんど変わりません。たまに少しこもって聞こえることもありますが、会話に支障が出るレベルではありません。
標準の電話アプリを使うと料金がかかる
注意したいのが、スマホにもともと入っている標準の電話アプリから発信すると、通話料が発生するという点です。
発信方法 | 通話料 |
---|---|
Rakuten Linkアプリから発信 | 無料 |
標準電話アプリから発信 | 30秒22円 |
30秒22円というのは、他社と同じくらいの料金です。10分話すと440円かかってしまいます。
うっかり標準アプリから発信してしまわないように、以下の対策をしておくといいでしょう。
- Rakuten Linkアプリをホーム画面の目立つ場所に置く
- 標準電話アプリはフォルダの奥にしまっておく
- 電話をかける前に「Rakuten Linkから発信しているか」確認する習慣をつける
15分かけ放題オプションもある
Rakuten Linkではなく、標準の電話アプリでかけ放題を使いたいという人向けに、有料オプションも用意されています。
オプション名 | 月額料金(税込) | 内容 |
---|---|---|
15分(標準)通話かけ放題 | 1,100円 | 1回15分以内の国内通話が何度でもかけ放題 |
このオプションは、初回3ヶ月間は無料で試せます。Rakuten Linkの音質が気になる人や、ビジネス用途で標準アプリを使いたい人は検討してもいいでしょう。
ただ、普通に使うならRakuten Linkで十分だと思います。わざわざ月額1,100円払う必要はないかなというのが正直な感想です。
家族で使うと本当にお得なのか計算してみた
楽天モバイルには「最強家族プログラム」という家族割引があります。実際にどれくらいお得になるのか、具体的に計算してみましょう。
最強家族プログラムの割引額
最強家族プログラムに参加すると、グループメンバー全員が毎月110円割引されます。
データ使用量 | 通常料金 | 家族割適用後 | 月間割引額 |
---|---|---|---|
~3GB | 1,078円 | 968円 | 110円 |
~20GB | 2,178円 | 2,068円 | 110円 |
無制限 | 3,278円 | 3,168円 | 110円 |
1人あたり110円の割引なので、家族が多ければ多いほどトータルの割引額が大きくなります。
4人家族で使った場合の節約額
実際に4人家族で楽天モバイルを使った場合、どれくらい節約できるのか計算してみます。
想定する使用状況
- 父:無制限(3,278円) → 家族割で3,168円
- 母:無制限(3,278円) → 家族割で3,168円
- 子ども(高校生):無制限(3,278円) → 家族割で3,168円
- 子ども(小学生):3GB以下(1,078円) → 家族割で968円
合計:月額10,472円
これを大手キャリアと比較してみましょう。
大手キャリア(au)で家族4人が無制限プランを使った場合(各種割引適用後)
- 父:4,928円
- 母:4,928円
- 子ども(高校生):4,928円
- 子ども(小学生):4,928円
合計:月額19,712円
差額:月額9,240円、年間110,880円
4人家族なら、楽天モバイルに乗り換えるだけで年間11万円以上の節約になります。これは大きいですよね。
家族全員で乗り換えるのがハードル高いという場合は、まず1人だけ試してみるのもアリです。問題なければ順次家族も乗り換えていけば、徐々に通信費を削減できます。
家族の定義が広いのも魅力
楽天モバイルの家族割は、家族の定義がとても広いんです。
- 同居している家族
- 別居している家族や親戚
- 同棲しているパートナー
- 事実婚のパートナー
血縁関係や婚姻関係がなくても、グループを組めます。同棲カップルやシェアハウスの仲間とグループを作ることもできるんですね。
申し込みも簡単で、代表者がmy楽天モバイルでグループを作成し、招待URLを共有するだけ。書類提出などの面倒な手続きは必要ありません。
学生や子どもがいる家庭はさらにお得
楽天モバイルには、年齢に応じた割引プログラムも用意されています。家族割と併用できるので、対象者がいる家庭はかなりお得です。
最強青春プログラム(13歳~22歳)
13歳から22歳までの方が対象の、いわゆる学割です。
項目 | 内容 |
---|---|
割引額 | 毎月110円 |
対象年齢 | 13歳~22歳 |
適用期間 | 23歳の誕生月前月まで |
家族割との併用 | 可能 |
学割と家族割を両方使うと、合計220円の割引になります。
無制限プランなら、通常3,278円が3,058円になります。大学生が無制限プランを月額3,058円で使えるって、かなりお得ですよね。


最強こどもプログラム(12歳以下)
12歳以下のお子さん向けには、さらにお得なプログラムがあります。
データ使用量 | 割引額 | 家族割併用時の月額 |
---|---|---|
~3GB | 440円 | 528円 |
~20GB | 110円 | 1,958円 |
無制限 | 110円 | 3,058円 |
特に3GB以下の場合、440円の割引は大きいです。家族割と合わせて月額528円でスマホが持てるなら、お小遣いの範囲内で十分ですよね。
小学生のお子さんにスマホを持たせたいけど、料金が気になるという親御さんにピッタリです。
最強シニアプログラム(65歳以上)
65歳以上の方向けには、ポイント還元でお得になるプログラムがあります。
特典 | 内容 |
---|---|
基本特典 | 毎月110ポイント還元 |
オプション特典 | 指定オプション加入で追加1,100ポイント還元 |
基本特典だけなら、エントリーするだけで毎月110ポイントがもらえます。実質110円引きと同じですね。
オプション特典は、15分かけ放題などの有料オプション(合計2,200円)に加入すると、1,100ポイント還元されて実質1,100円で使えるというものです。
スマホの操作に不安があるシニアの方なら、サポートオプションも含めて実質半額で使えるのは魅力的です。
データ無制限って本当に使い放題なの?
楽天モバイルのプランの目玉は、なんといってもデータ無制限です。でも、本当に使い放題なのか、制限はないのか、気になりますよね。
20GB超えたらどうなる?
楽天モバイルは、20GBを超えると自動的に無制限プランになり、料金は3,278円で固定されます。
ここからが大事なポイントなのですが、速度制限はかかりません。30GB使っても、50GB使っても、100GB使っても、通常の速度で使い続けられます。
実際に私も月によっては50GB以上使うことがありますが、速度が遅くなったと感じたことはありません。
他社の大容量プランの多くは、一定量を超えると速度制限がかかります。楽天モバイルは本当の意味で「使い放題」なんです。
実際に使える通信速度はどれくらい?
無制限でも速度が遅かったら意味がないですよね。実際の使用感を正直にお伝えします。
私が使っている感覚では、以下のような速度が出ています。
時間帯・場所 | ダウンロード速度 | 体感 |
---|---|---|
自宅(夜) | 30~50Mbps | 快適 |
オフィス(昼) | 20~40Mbps | 問題なし |
駅周辺(朝の通勤時間) | 10~20Mbps | やや遅い |
繁華街(休日) | 5~15Mbps | 動画は標準画質推奨 |
正直に言うと、混雑する時間帯や場所では速度が落ちます。でも、WebページやSNSを見るのに困ることはありません。動画も標準画質なら問題なく見られます。
一方で、深夜や早朝、郊外などでは50Mbps以上出ることも珍しくありません。この速度なら、高画質の動画もサクサク再生できます。
テザリングも無制限で使える
楽天モバイルの無制限プランは、テザリングも含めて無制限です。追加料金は一切かかりません。
実際に使ってみて便利だと感じたシーン
- カフェでノートパソコンを使う時
- 出張先のホテルでWi-Fiが遅い時
- 家のWi-Fiが故障した時の緊急回線として
- 複数人で集まった時にWi-Fi代わりに
モバイルWi-Fiルーターを別途契約する必要がないので、その分の料金も節約できます。
公平な利用のための制限はある
楽天モバイルの公式サイトには、「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」という注意書きがあります。
これは、極端に大量のデータを短時間で使ったり、ネットワークに負荷をかけるような使い方をしたりすると、一時的に速度が制限される可能性があるということです。
ただ、普通に動画を見たり、SNSを使ったり、テザリングしたりする程度なら、この制限にかかることはまずありません。実際に私も1年以上使っていますが、明らかな速度制限を受けたことは一度もないです。
通信エリアと繋がりやすさの実態
料金が安くても、肝心の電波が繋がらなければ意味がありません。楽天モバイルの通信エリアと繋がりやすさについて、正直にお伝えします。
人口カバー率99.9%の実力は?
楽天モバイルは2024年に人口カバー率99.9%を達成したと発表しています。数字上はほぼ全国をカバーしているということになります。
実際に使ってみた感想ですが、都市部では問題なく繋がります。東京、大阪、名古屋といった大都市はもちろん、地方都市でも快適に使えています。
ただし、以下のような場所では繋がりにくいことがあります。
- 山間部や過疎地
- 地下深い場所
- 高層ビルの高層階
- 大型商業施設の奥
とはいえ、これらの場所でも全く繋がらないわけではありません。楽天モバイルはauのパートナー回線も使えるので、楽天回線が届かない場所でもau回線で通信できることが多いです。
自宅や職場、よく行く場所が通信エリア内かどうかは、楽天モバイルの公式サイトにある「サービスエリアマップ」で確認できます。契約前にチェックしておくと安心です。
プラチナバンド導入で屋内も改善
楽天モバイルは2024年からプラチナバンドの提供を開始しました。プラチナバンドとは、建物の中や地下でも電波が届きやすい周波数帯のことです。
プラチナバンド導入前は、屋内での繋がりにくさが大きな課題でした。でも今は、以下のような場所でもかなり改善されています。
- オフィスビルの中
- マンションの高層階
- 地下鉄の駅や車内
- ショッピングモールの奥
実際に私の自宅も、以前は電波が弱くて困っていましたが、プラチナバンド開始後は問題なく使えるようになりました。
大手キャリアと比べると?
正直に言うと、通信エリアの広さと安定性では、まだ大手キャリアに及ばない部分があります。
特に以下のようなシーンでは、差を感じることがあります。
- 新幹線や特急電車の車内
- 高速道路のトンネル内
- 離島や山奥のキャンプ場
- 混雑したイベント会場
ただ、これらのシーンは日常生活ではそれほど頻繁に遭遇しません。普段の生活圏内で使う分には、楽天モバイルでも十分快適です。


申し込みから使い始めるまでの流れ
楽天モバイルのプランに魅力を感じたら、次は実際に申し込む手順を見ていきましょう。思っているより簡単ですよ。
申し込み前に用意するもの
スムーズに手続きを進めるために、以下のものを事前に準備しておきましょう。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 楽天会員ID(持っていない場合は新規作成)
- クレジットカードまたは銀行口座情報
- MNP予約番号(他社から乗り換える場合)
MNP予約番号は、今契約しているキャリアから無料で取得できます。ただし、最近は「MNPワンストップ」という制度が始まっていて、主要キャリアからの乗り換えならMNP予約番号なしでも手続きできるようになりました。
オンラインでの申し込み手順
楽天モバイルはオンラインで簡単に申し込めます。私が実際に申し込んだ時の流れをご紹介します。
- 楽天モバイル公式サイトにアクセス
- 「お申し込み」ボタンをクリック
- プランタイプ(通常 or データ)を選択
- SIMタイプ(SIMカード or eSIM)を選択
- 楽天会員IDでログイン
- 契約者情報を入力
- 本人確認書類をアップロード
- MNP情報を入力(乗り換えの場合)
- 支払い方法を設定
- 内容確認して申し込み完了
慣れていれば10分程度で完了します。初めてでも20分あれば十分です。
申し込みが完了すると、数日後にSIMカードが自宅に届きます(eSIMの場合は即日開通も可能)。
SIMカードが届いたらやること
SIMカードが届いたら、以下の手順で設定を行います。
- my楽天モバイルアプリをダウンロード
- アプリから開通手続きを行う
- 開通完了を待つ(9~21時申し込みなら当日中)
- スマホの電源を切る
- SIMカードを入れ替える
- スマホの電源を入れる
- APN設定(機種によっては不要)
- Rakuten Linkアプリをダウンロード
- Rakuten Linkの初期設定
手順が多く見えますが、画面の指示に従って進めるだけなので難しくありません。わからないことがあれば、楽天モバイルのサポートチャットで質問もできます。
店舗での申し込みも可能
オンライン手続きに不安がある方は、楽天モバイルショップで申し込むこともできます。
店舗申し込みのメリット
- スタッフに直接相談できる
- 実機を触って確認できる
- その場でSIMカードがもらえる
- 初期設定を手伝ってもらえる
店舗でも事務手数料は無料です。時間と手間はかかりますが、確実に手続きを済ませたい方には店舗がおすすめです。
楽天モバイルのプランで使えるオプションサービス
基本のプラン料金だけでも十分使えますが、必要に応じて追加できるオプションサービスも充実しています。
端末保証系のオプション
スマホが故障したり紛失したりした時に備えるオプションです。
オプション名 | 月額料金 | 対象 |
---|---|---|
故障紛失保証 with AppleCare Services | 979円~1,460円 | iPhone |
スマホ交換保証プラス | 715円 | Android |
高価なスマホを使っている場合は、保証オプションに入っておくと安心です。特にiPhoneは修理費が高額なので、AppleCare Servicesは検討する価値があります。
ただ、私の個人的な意見としては、保証オプションは必須ではないと思います。月額料金がかかる分、トータルで見ると割高になることもあります。スマホの使い方や予算に応じて判断してください。
セキュリティ系のオプション
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
---|---|---|
ノートン モバイル セキュリティ | 220円 | ウイルス対策、Web保護 |
あんしんコントロール by i-フィルター | 330円 | フィルタリング(子ども向け) |
セキュリティアプリは、無料のものでも十分なことが多いです。有料のノートン モバイル セキュリティは機能が充実していますが、必須ではありません。
一方、あんしんコントロールは、お子さんにスマホを持たせる場合はほぼ必須です。有害なサイトをブロックしたり、使用時間を制限したりできます。
エンタメ系の無料特典
楽天モバイルユーザーなら、以下のサービスが一部無料で使えます。
サービス名 | 無料枠 |
---|---|
楽天ミュージック | 30日ごとに10時間無料 |
楽天マガジン | 1ヶ月ごとに3冊無料 |
楽天ドライブ | 50GB無料 |
完全に使い放題というわけではありませんが、お試しで使うには十分な量です。特に楽天ドライブは、写真のバックアップに便利です。
キャンペーンを活用して最大限お得に契約する方法
楽天モバイルは、さまざまなキャンペーンを実施しています。上手に活用すれば、かなりお得に契約できます。
乗り換えで最大10,000ポイント還元
他社から楽天モバイルに乗り換えると、楽天ポイントがもらえます。
項目 | 内容 |
---|---|
還元ポイント | 10,000ポイント |
対象 | 初めての契約で他社から乗り換え |
条件 | Rakuten Linkで10秒以上の通話 |
付与時期 | 翌々月末から3回に分けて |
10,000ポイントあれば、3ヶ月分以上の通信料が実質無料になります。これは大きいですよね。
条件も簡単で、Rakuten Linkで10秒以上通話するだけ。誰かに電話をかけるか、自分の別の電話番号にかけてもOKです。
三木谷キャンペーンで最大14,000ポイント
楽天グループ代表の三木谷さんが自身のSNSで公開している紹介キャンペーンもあります。
契約タイプ | 還元ポイント |
---|---|
他社から乗り換え | 14,000ポイント |
新規契約 | 7,000ポイント |
このキャンペーンの特徴は、2回線目以降でも使えるという点です。最大5回線まで適用されるので、家族全員分を申し込む際にも使えます。
また、申し込み1件につき1万円が災害・人道支援に寄付されるので、社会貢献にもなります。
三木谷キャンペーンは、通常の乗り換えキャンペーンより還元額が大きいことが多いです。公式サイトと比較して、よりお得な方を選びましょう。
紹介キャンペーンで紹介者も得する
家族や友人に楽天モバイルユーザーがいる場合は、紹介キャンペーンを使うとお互いにポイントがもらえます。
対象 | 還元ポイント |
---|---|
紹介する人 | 1人につき7,000ポイント |
紹介される人(乗り換え) | 13,000ポイント |
紹介される人(新規) | 6,000ポイント |
紹介する側は何人でも紹介できるので、家族全員を紹介すればかなりのポイントが貯まります。
例えば、4人家族のうち1人が先に楽天モバイルに乗り換えて、残り3人を紹介した場合、紹介者は21,000ポイント(7,000ポイント×3人)もらえます。
スマホセット購入でさらにお得
楽天モバイルの契約と同時にスマホを購入すると、機種によって大幅なポイント還元や割引があります。
主な対象機種と還元額(時期によって変動)
- iPhone 16シリーズ:最大36,000円相当還元
- iPhone 15シリーズ:最大36,000円相当還元
- Android人気機種:最大16,000円相当還元
スマホの買い替えを考えているなら、楽天モバイルへの乗り換えと同時に購入するのがお得です。
楽天経済圏との連携で得られるメリット
楽天モバイルを使うメリットは、料金の安さだけではありません。楽天の他のサービスと組み合わせることで、さらにお得になります。
楽天市場でのポイント還元率がアップ
楽天モバイルを契約していると、楽天市場での買い物時のポイント還元率が+4倍になります(要エントリー)。
サービス | ポイント倍率 |
---|---|
楽天会員 | +1倍 |
楽天モバイル契約 | +4倍 |
楽天カード決済 | +2倍 |
楽天銀行+楽天カード | +1倍 |
合計 | 最大8倍 |
例えば、楽天市場で月に20,000円買い物をする場合
- 通常:200ポイント(1%)
- 楽天モバイル+楽天カード利用:1,400ポイント(7%)
差額の1,200ポイントが毎月追加でもらえます。年間だと14,400ポイントです。
このポイントを楽天モバイルの料金支払いに使えば、実質的な通信料金がさらに安くなります。


楽天カードでの支払いがおすすめ
楽天モバイルの料金は、楽天カードで支払うのがおすすめです。
楽天カード支払いのメリット
- 支払い額の1%がポイント還元される
- 楽天市場での買い物がさらにお得になる
- 48回の分割払いが選べる(端末購入時)
- 楽天カード新規入会キャンペーンでポイントがもらえる
楽天カードを持っていない方は、楽天モバイルの契約と同時に作るのがおすすめです。年会費無料で、新規入会特典もあります。
楽天ポイントで料金を支払える
楽天モバイルの料金は、楽天ポイントでも支払えます。
ポイント支払いの設定方法
- my楽天モバイルアプリを開く
- 「利用料金」をタップ
- 「ポイント利用設定」をタップ
- 使いたいポイント数を入力
- 「設定する」をタップ
毎月自動的にポイントを使う設定もできるので、一度設定しておけば手間がかかりません。
期間限定ポイントも使えるので、有効期限が迫っているポイントを無駄なく使えます。
海外で使えるのも楽天モバイルの強み
楽天モバイルは、海外でも使いやすいのが特徴です。追加の手続きなしで、海外90以上の国と地域で利用できます。
毎月2GBまで無料で使える
楽天モバイルのプランには、海外ローミングが毎月2GBまで無料で含まれています。追加料金は一切かかりません。
対象の国と地域(一部抜粋)
- アメリカ、カナダ
- イギリス、フランス、ドイツ、イタリア
- 韓国、台湾、タイ、シンガポール
- オーストラリア、ニュージーランド
観光やビジネスでよく行く国は、ほとんどカバーされています。
2GBあれば、短期の海外旅行なら十分です。実際に私も海外旅行で使いましたが、以下のような使い方で5日間2GB以内に収まりました。
- Googleマップでナビ
- 翻訳アプリ
- SNSの投稿と閲覧
- メールやLINEのチェック
- レストランや観光地の検索
動画をたくさん見る、という使い方でなければ、2GBで足りることが多いです。
他社の海外ローミングは、日額制で1,000円以上かかることが多いです。楽天モバイルなら追加料金なしで使えるので、海外に行く機会がある人には大きなメリットです。
2GBを超えた場合は追加チャージ
2GBを超えてしまった場合は、追加でデータをチャージできます。
項目 | 内容 |
---|---|
料金 | 1GBあたり500円 |
有効期限 | 購入日から31日間 |
購入方法 | my楽天モバイルアプリから |
1GBあたり500円は、他社の海外ローミングと比べてもリーズナブルです。長期滞在で2GBでは足りない場合は、チャージを検討してもいいでしょう。
Rakuten Linkで海外から日本への通話も無料
海外でもRakuten Linkアプリを使えば、日本への通話が無料です(対象の国・地域から発信する場合)。
現地のWi-Fiを使えば、データ通信量も消費しません。ホテルのWi-FiやカフェのフリーWi-Fiを活用すれば、通話料もデータ量も気にせず家族に連絡できます。
海外旅行中に日本の家族と連絡を取りたい時、とても便利です。
楽天モバイルのプランのデメリットも正直に話します
ここまで楽天モバイルの良いところばかり話してきましたが、デメリットも正直にお伝えします。
3~20GBの使用だと割高に感じることも
楽天モバイルの段階制料金は便利ですが、使用量によっては他社の方がお得な場合があります。
特に3~20GBの範囲では、使用量に関わらず一律2,178円です。
例えば
- 4GB使っても2,178円
- 19GB使っても2,178円
15GBの差があるのに料金が同じというのは、少し損した気分になるかもしれません。
毎月5~10GB程度で安定しているなら、他社の格安SIMの方が安い場合もあります。自分の使用量をよく確認してから決めるといいでしょう。
通信速度が不安定な時がある
楽天モバイルの通信速度は、場所や時間帯によってムラがあります。
特に以下のような状況では、速度が遅く感じることがあります。
- 平日の昼休み(12~13時)
- 夕方から夜(18~22時)
- 繁華街や駅周辺
- 大規模イベントの会場
これらの時間帯や場所では、動画の読み込みに時間がかかったり、Webページの表示が遅かったりすることがあります。
ただ、メールやLINEのチェック、SNSの閲覧程度なら問題なく使えます。高画質の動画を見たい時は、標準画質に落とせば快適に見られることが多いです。
建物の中で繋がりにくい場所がある
プラチナバンドが導入されて改善されましたが、それでも建物の中で繋がりにくい場所はあります。
私が実際に繋がりにくいと感じた場所
- 古いビルの地下
- 大型ショッピングモールの奥
- エレベーターの中
- 山間部の建物内
これらの場所では、電波が弱くなったり、圏外になったりすることがあります。
ただ、これは楽天モバイルだけの問題ではなく、どのキャリアでも起こりうることです。大手キャリアの方が基地局が多いので安定していますが、楽天モバイルも改善が進んでいます。
Rakuten Linkアプリの使い勝手
無料通話ができるRakuten Linkですが、使い勝手に関しては賛否両論あります。
良い点
- 通話料が無料
- 音質は普通に会話できるレベル
- アプリのデザインがシンプル
気になる点
- 標準の電話アプリと別なので、間違えて標準アプリから発信してしまうことがある
- 電波状況によっては音質が悪くなる
- iPhoneではSMSが標準アプリになる(相手がRakuten Link未使用の場合)
慣れれば問題ないのですが、最初は戸惑うかもしれません。通話の頻度が高い人は、15分かけ放題オプションも検討してもいいでしょう。
楽天モバイルのプランがおすすめな人、向いていない人
ここまでの内容を踏まえて、楽天モバイルがおすすめな人と、向いていない人を整理してみます。
楽天モバイルがおすすめな人
- 毎月20GB以上データを使う人
- 月によってデータ使用量にばらつきがある人
- 通話をよくする人
- 家族全員でスマホ代を節約したい人
- 楽天市場をよく利用する人
- 海外に行く機会がある人
- テザリングをよく使う人
- 料金プランをシンプルにしたい人
特に大容量ユーザーにとって、楽天モバイルはコストパフォーマンスが抜群です。月額3,278円でデータ無制限というのは、他社では実現できない価格です。
家族全員で乗り換えれば、年間10万円以上の節約も可能です。通信費を大幅に削減したいなら、楽天モバイルは最有力候補と言えるでしょう。
楽天モバイルが向いていない可能性がある人
- 毎月3~10GB程度しか使わず、安定している人
- 通信速度や安定性を最優先する人
- 山間部や地方に住んでいて、通信エリアが不安な人
- 楽天のサービスを全く使わない人
- 店舗サポートを頻繁に利用したい人
データ使用量が少なく安定している人は、他社の格安SIMの方が安い場合があります。また、通信品質を最優先するなら、大手キャリアの方が安心です。
ただ、楽天モバイルは契約期間の縛りも解約金もないので、まずは試してみるのもアリです。実際に使ってみて、自分に合うか判断できます。
実際に使ってみた率直な感想
最後に、私が楽天モバイルを実際に使ってみた率直な感想をお伝えします。
料金の安さには本当に満足
以前は大手キャリアで月額7,000円以上払っていましたが、楽天モバイルに乗り換えてから月額3,278円になりました。年間で約4万5,000円の節約です。
この浮いたお金で、趣味にお金を使ったり、貯金に回したりできるようになりました。通信費って毎月かかるものなので、削減できる効果は大きいですね。
データ無制限は想像以上に快適
以前は毎月月末になると「ギガが足りない」と焦っていましたが、楽天モバイルに乗り換えてからはその心配がなくなりました。
動画を見たい時は見る、テザリングしたい時はする、と自由に使えるのがストレスフリーです。
通信速度も、混雑する時間帯以外は30~50Mbps出るので、普通に使う分には全く問題ありません。
Rakuten Linkの無料通話は便利
最初は「専用アプリから発信するのは面倒かも」と思っていましたが、慣れればなんてことありません。
通話料を気にせず、好きなだけ電話できるのは本当に快適です。仕事の電話も、家族との長電話も、料金を気にする必要がありません。
通信エリアは改善の余地あり
正直に言うと、通信エリアや速度の安定性では、まだ大手キャリアに及ばない部分があります。
ただ、私の生活圏内(都市部中心)では特に不便を感じていません。たまに地下や建物の奥で繋がりにくいことがありますが、許容範囲内です。
プラチナバンドの導入で、以前よりかなり改善されました。今後さらに良くなることを期待しています。
トータルで見れば満足度は高い
料金の安さ、データ無制限、無料通話、というメリットを考えると、多少の通信品質の不安定さは許容できます。
特に、料金を重視する人、大容量使う人、家族で使う人には、自信を持っておすすめできます。
契約してから1年以上経ちますが、今のところ不満はありません。このまま使い続けるつもりです。


楽天モバイルのプランで快適なスマホライフを
楽天モバイルのRakuten最強プランについて、料金体系から実際の使い勝手、メリット・デメリットまで、できるだけ詳しくお伝えしてきました。
プランは1つだけというシンプルさ、使った分だけ支払う柔軟な料金体系、データ無制限の圧倒的な安さ、Rakuten Linkでの無料通話、充実した家族割や学割。楽天モバイルには、多くの魅力があります。
一方で、通信エリアや速度の安定性では、まだ大手キャリアに及ばない部分もあります。でも、料金を考えれば十分許容できるレベルだと思います。
特に以下のような方には、楽天モバイルを自信を持っておすすめできます。
- 毎月のスマホ代を大幅に節約したい
- データをたくさん使いたい
- 通話をよくする
- 家族みんなでお得に使いたい
- 楽天市場をよく利用する
楽天モバイルは、契約期間の縛りも解約金もありません。気になったら、まずは試してみることをおすすめします。
実際に自分の生活圏で使ってみて、通信品質や使い勝手を確かめられます。もし合わなければ、無料で解約すればいいだけです。
この記事が、あなたのスマホプラン選びの参考になれば嬉しいです。楽天モバイルで、快適でお得なスマホライフを楽しんでください。