今使っているスマホの料金、高いと思いませんか?毎月の支払いが8,000円とか10,000円とかになっていて、もっと安くならないかなと考えている方、結構いますよね。
楽天モバイルなら、データ無制限で月額3,278円です。しかも3GB以下なら1,078円、20GB以下なら2,178円と、使った分だけの料金になります。今のキャリアから楽天モバイルに乗り換えるだけで、毎月5,000円以上節約できる人も珍しくありません。
でも「乗り換えって難しそう」「手続きが面倒くさそう」って思っていませんか?実は楽天モバイルへの乗り換えは、思っているよりずっと簡単です。この記事では、楽天モバイルへの乗り換え方法を最初から最後まで丁寧に説明します。MNPワンストップを使えば、今まで必要だったMNP予約番号の発行も不要になって、さらに簡単になりました。
乗り換えに必要な準備、具体的な手順、お得なタイミング、使えるキャンペーン、初期設定の方法まで、全部まとめました。この記事を読めば、安心して楽天モバイルに乗り換えられますよ。
楽天モバイルに乗り換えるメリット
まずは楽天モバイルに乗り換えると、どんなメリットがあるのか確認しておきましょう。
月額料金が圧倒的に安い
楽天モバイルの最大の魅力は、料金の安さです。Rakuten最強プランという1つのプランだけで、使ったデータ量に応じて料金が決まります。
データ使用量 | 月額料金(税込) |
---|---|
3GB未満 | 1,078円 |
3GB以上20GB未満 | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
どれだけ使っても3,278円以上にはなりません。大手キャリアの無制限プランだと7,000円とか8,000円とかかかりますよね。楽天モバイルなら半額以下です。

Rakuten Linkアプリで通話料無料
楽天モバイルには「Rakuten Link」という専用アプリがあります。このアプリを使えば、国内通話が無料でかけ放題になります。
時間制限もないので、何時間話しても0円です。大手キャリアだとかけ放題オプションで月額1,800円とかかかりますよね。それが楽天モバイルなら標準で無料です。
Rakuten Linkの特徴
- 国内通話が無料でかけ放題
- 時間制限なし
- SMSも無料で送れる
- 普通の電話番号で発着信できる
- LINEみたいなアカウント登録は不要
楽天ポイントが貯まる使える
楽天モバイルを使っていると、楽天市場でのお買い物がポイントアップします。SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象になるので、楽天市場をよく使う人には特におすすめです。
さらに、月々の支払いでも楽天ポイントが貯まります。100円につき1ポイントです。貯まったポイントは月々の支払いにも使えるので、実質的な割引になります。
契約の縛りがない
楽天モバイルには最低利用期間がありません。解約金も違約金も一切かかりません。
使ってみて合わなかったら、いつでも無料で解約できます。大手キャリアみたいに「2年縛り」とか「更新月以外は違約金」みたいなこともないので安心です。

楽天モバイルへの乗り換えに必要な準備
それでは、楽天モバイルに乗り換えるために必要な準備を確認しましょう。
楽天会員に登録する
楽天モバイルを契約するには、楽天会員である必要があります。まだ楽天会員じゃない方は、先に会員登録を済ませておきましょう。
楽天会員の登録は無料です。メールアドレスと基本情報を入力するだけで、5分もあれば完了します。
本人確認書類を用意する
契約時には本人確認書類が必要です。以下のいずれかを用意してください。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 身体障がい者手帳
オンラインで申し込む場合は、本人確認書類の写真を撮ってアップロードします。スマホのカメラで撮影すればOKです。
支払い方法を決める
楽天モバイルの支払い方法は、クレジットカードか口座振替かデビットカードから選べます。
クレジットカード払いの場合は、カード情報を入力するだけです。口座振替の場合は、銀行口座の情報が必要になります。
どちらでも大丈夫ですが、クレジットカード払いのほうが手続きは簡単です。楽天カードを持っていれば、ポイントも貯まりやすくなるのでおすすめです。
今使っている端末を確認する
今使っているスマホをそのまま楽天モバイルでも使いたい場合は、そのスマホが楽天モバイルに対応しているか確認する必要があります。
楽天モバイルの公式サイトに「楽天回線対応製品」というページがあります。そこで自分のスマホが対応しているかチェックしましょう。
iPhoneはiPhone 6s以降の機種なら楽天モバイルに対応しています。iPhone 13以降ならSIMロック解除も不要なので、そのまま使えます。
SIMロックを解除する
ドコモ、au、ソフトバンクで購入したスマホには「SIMロック」がかかっている場合があります。SIMロックがかかっていると、他社のSIMカードが使えません。
楽天モバイルで今のスマホを使う場合は、SIMロックを解除する必要があります。
SIMロック解除が必要かどうかの判断
購入時期・機種 | SIMロック解除 |
---|---|
2021年10月以降に発売された機種 | 不要(最初からSIMフリー) |
iPhone 13以降 | 不要(最初からSIMフリー) |
2021年9月以前に発売された機種 | 必要 |
iPhone 12以前 | 必要 |
SIMフリー版として購入した機種 | 不要 |
SIMロック解除は、今契約しているキャリアのマイページから手続きできます。手数料は無料です。
各キャリアのSIMロック解除ページ
- ドコモ:My docomoから手続き
- au:My auから手続き
- ソフトバンク:My SoftBankから手続き
手続きは5分程度で完了します。難しい操作はないので、画面の指示に従って進めれば大丈夫です。

MNPワンストップとMNP予約番号の違い
楽天モバイルに乗り換える方法は2つあります。MNPワンストップとMNP予約番号を使う方法です。
MNPワンストップとは
MNPワンストップは、2023年5月から始まった新しい仕組みです。今まで必要だったMNP予約番号の発行が不要になります。
楽天モバイルの申し込み画面で今使っているキャリアを選ぶだけで、自動的に乗り換えが完了します。すごく簡単になりました。
MNPワンストップ対応キャリア
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- irumo
- UQモバイル
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- IIJmio
- mineo
- NUROモバイル
- 日本通信SIM
- b-mobile
- イオンモバイル
- BIGLOBEモバイル
- センターモバイル
- LPモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
これらのキャリアから乗り換える場合は、MNPワンストップが使えます。MNP予約番号を発行する必要はありません。
MNP予約番号が必要な場合
上記のリストにないキャリアから乗り換える場合は、MNP予約番号が必要です。
MNP予約番号は、今使っているキャリアで発行してもらいます。発行方法はキャリアによって違いますが、だいたいマイページか電話窓口で手続きできます。
MNP予約番号は10桁の数字です。有効期限は15日間ですが、楽天モバイルに申し込むときは有効期限が7日以上残っている必要があります。
つまり、MNP予約番号を発行したら、8日以内に楽天モバイルに申し込む必要があるということです。発行したらすぐに申し込み手続きを進めましょう。
楽天モバイルへの乗り換え手順【MNPワンストップ】
それでは、MNPワンストップを使った乗り換え手順を説明します。対応キャリアから乗り換える場合は、この方法が一番簡単です。
手順1:楽天モバイル公式サイトにアクセス
まずは楽天モバイルの公式サイトにアクセスします。トップページに「お申し込み」というボタンがあるので、それをクリックしてください。
スマホからでもパソコンからでも申し込めます。どちらでも手順は同じです。
手順2:プランを選択する
楽天モバイルのプランは「Rakuten最強プラン」1つだけです。特に選ぶ必要はありません。
次に、SIMカードの種類を選びます。
- SIMカード:物理的なカード
- eSIM:スマホに内蔵されたSIM
eSIMに対応しているスマホなら、eSIMのほうが早く使い始められます。SIMカードだと郵送で届くまで2〜3日かかりますが、eSIMなら最短当日から使えます。
自分のスマホがeSIMに対応しているかわからない場合は、SIMカードを選んでおけば間違いありません。
手順3:端末を選ぶ
今使っているスマホをそのまま使う場合は「SIMのみ」を選びます。
新しいスマホも一緒に購入したい場合は、好きな機種を選んでください。楽天モバイルでは、iPhoneやAndroidスマホを販売しています。
端末とセットで購入すると、ポイント還元のキャンペーンが適用されることが多いです。お得なキャンペーンについては後で詳しく説明します。
手順4:乗り換え方法を選択
電話番号の選択画面が出てきます。ここで「他社から乗り換え(MNP)」を選んでください。
次に、今使っているキャリアを選びます。一覧から自分のキャリアを探して選択してください。
ここがMNPワンストップのポイントです。キャリアを選ぶだけで、MNP予約番号を入力する必要はありません。
手順5:契約者情報を入力
名前、住所、生年月日などの契約者情報を入力します。楽天会員にログインしていれば、一部の情報は自動で入力されます。
入力した情報と本人確認書類の情報が一致している必要があります。特に住所は正確に入力してください。
手順6:本人確認書類をアップロード
本人確認書類の写真を撮ってアップロードします。
スマホのカメラで撮影すればOKです。ピンボケや光の反射で文字が読めないと審査に通らないので、きれいに撮れているか確認してからアップロードしましょう。
最近は「eKYC」という方法も選べます。これは、本人確認書類とあなたの顔をその場で撮影する方法です。eKYCを使うと審査が早く終わるので、急いでいる場合はこちらがおすすめです。
手順7:支払い方法を設定
クレジットカード情報または口座情報を入力します。
楽天カードを持っている場合は、楽天IDと連携されているので入力の手間が省けます。
手順8:申し込み内容を確認して完了
最後に申し込み内容を確認します。間違いがなければ「申し込みを確定する」ボタンを押してください。
これで申し込みは完了です。登録したメールアドレスに「お申し込み完了」のメールが届きます。

楽天モバイルへの乗り換え手順【MNP予約番号】
MNPワンストップに対応していないキャリアから乗り換える場合は、MNP予約番号を使います。
手順1:MNP予約番号を取得する
まずは今使っているキャリアでMNP予約番号を発行してもらいます。
発行方法はキャリアによって違いますが、だいたい以下のいずれかで手続きできます。
- マイページから手続き
- 電話窓口で発行
- 店舗で発行
マイページからの手続きが一番簡単です。24時間いつでも手続きできるし、待ち時間もありません。
MNP予約番号は10桁の数字です。発行されたらメモしておきましょう。スクリーンショットを撮っておくのもおすすめです。
手順2:楽天モバイルに申し込む
楽天モバイルの公式サイトにアクセスして「お申し込み」ボタンをクリックします。
プラン選択、SIMカードの種類選択、端末選択は、MNPワンストップの場合と同じです。
手順3:MNP予約番号を入力
電話番号の選択画面で「他社から乗り換え(MNP)」を選びます。
次に「MNP予約番号をお持ちの方」というボタンを押してください。
MNP予約番号の入力欄が出てくるので、先ほど取得した10桁の番号を入力します。同時に、今使っている電話番号と、MNP予約番号の有効期限も入力します。
手順4:契約者情報を入力して申し込み完了
あとはMNPワンストップの場合と同じです。契約者情報を入力して、本人確認書類をアップロードして、支払い方法を設定すれば申し込み完了です。
SIMカードが届いたらやること
申し込みが完了すると、審査が行われます。審査に通れば、SIMカードが発送されます。
SIMカードの到着まで
SIMカードは申し込みから2〜3日で届きます。早ければ翌日に届くこともあります。
eSIMを選んだ場合は、審査が完了したらすぐに設定できます。SIMカードの郵送を待つ必要がないので、最短で当日から使えます。
MNP開通手続きをする
SIMカードが届いたら、MNP開通手続きをします。この手続きをすると、今使っているキャリアから楽天モバイルに回線が切り替わります。
手順1:my 楽天モバイルにアクセス
スマホやパソコンのブラウザから「my 楽天モバイル」にアクセスします。楽天IDでログインしてください。
手順2:申し込み履歴を開く
画面右上のメニューから「お申し込み履歴」を選びます。
手順3:MNP転入するボタンを押す
申し込み履歴の中に「MNP転入する」というボタンがあります。それをタップしてください。
確認画面が出てくるので、内容を確認して「MNP転入を開始する」をタップします。
これでMNP開通手続きは完了です。数分から数時間で回線が切り替わります。
MNP開通手続きのタイミングに注意!SIMカードが届いてから手続きしてください。届く前に手続きすると、今のスマホが使えなくなってしまいます。
回線の切り替わりを確認する
MNP開通手続きをすると、今使っているキャリアの電波が圏外になります。
圏外になったら、回線の切り替えが完了した証拠です。今のSIMカードを抜いて、楽天モバイルのSIMカードを入れましょう。
初期設定とAPN設定
SIMカードを入れたら、初期設定とAPN設定をします。これをしないとインターネットが使えません。
iPhoneの初期設定
iPhoneの場合は、以下の手順で設定します。
手順1:iOSを最新版にアップデートする
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順にタップして、最新版があればアップデートしてください。
手順2:古いAPN構成プロファイルを削除する
他の格安SIMを使っていた場合、APN構成プロファイルが残っている可能性があります。
「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」の順にタップして、プロファイルがあれば削除してください。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から乗り換えた場合は、この手順は不要です。
手順3:SIMカードを入れる
iPhoneの電源を切って、SIMカードを入れ替えます。
手順4:キャリア設定をアップデートする
SIMカードを入れて電源を入れると「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されます。「アップデート」をタップしてください。
これで設定は完了です。Wi-Fiをオフにして、インターネットに接続できるか確認しましょう。
Androidの初期設定
Androidの場合は、APN設定が必要です。
手順1:SIMカードを入れる
スマホの電源を切って、SIMカードを入れ替えます。
手順2:APN設定を開く
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順にタップします。
機種によってメニューの名前が少し違うことがありますが、だいたい同じような流れです。
手順3:APN情報を入力する
画面右上の「+」ボタンをタップして、新しいAPNを追加します。
以下の情報を入力してください。
項目 | 入力内容 |
---|---|
APN名 | rakuten.jp |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
入力したら右上の「保存」をタップします。
手順4:APNを選択する
APN一覧に戻るので、今作った「rakuten.jp」を選択してください。
これで設定は完了です。Wi-Fiをオフにして、インターネットに接続できるか確認しましょう。

Rakuten Linkアプリの設定
通話を無料で使うために、Rakuten Linkアプリをインストールしましょう。
アプリをダウンロードする
App StoreまたはGoogle Playで「Rakuten Link」を検索してダウンロードしてください。アプリは無料です。
初期設定をする
アプリを開くと、楽天IDでのログインを求められます。楽天モバイルを契約したときと同じIDでログインしてください。
次に、電話番号を入力します。楽天モバイルの電話番号を入力してください。
SMSに認証コードが届くので、それを入力すれば初期設定は完了です。
Rakuten Linkで電話をかける
Rakuten Linkアプリから電話をかけると、通話料が無料になります。
普通の電話アプリから電話をかけると、30秒22円の通話料がかかってしまうので注意してください。必ずRakuten Linkアプリから電話をかけましょう。
Rakuten Linkアプリを使うメリット
- 国内通話が無料でかけ放題
- 時間制限なし
- SMSも無料で送れる
- 留守番電話も無料で使える
楽天モバイルに乗り換えるベストなタイミング
乗り換えはいつやってもいいんですが、お得なタイミングを知っておくと損しません。
今使っているキャリアの締め日を確認する
楽天モバイルは使った分だけの料金なので、いつ乗り換えても大きな損はありません。
でも、今使っているキャリアの締め日は気にしたほうがいいです。
ドコモとauの場合
ドコモとauは月末締めです。解約月の料金は日割りにならないので、月末近くに乗り換えたほうがお得です。
たとえば10月5日に乗り換えると、10月分の料金が満額請求されます。でも10月28日に乗り換えても、同じく10月分が満額請求されます。だったら月末近くまで使ったほうがお得ですよね。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクは締め日が3パターンあります。10日締め、20日締め、月末締めです。
自分の締め日はMy SoftBankで確認できます。締め日の直前に乗り換えるのがお得です。
月初に楽天モバイルを使い始める
楽天モバイルも日割り計算されません。月の途中から使い始めても、1ヶ月分の料金がかかります。
たとえば10月25日から使い始めても、10月分の料金は使ったデータ量に応じて請求されます。25日から31日までに3GB使えば1,078円、20GB使えば2,178円です。
月初から使い始めたほうが、1ヶ月分しっかり使えるのでお得ですよね。
理想的なのは、前のキャリアの締め日ギリギリに解約して、翌月1日から楽天モバイルを使い始めることです。
端末代の残債を確認する
今使っているスマホを分割払いで購入している場合、残債がいくら残っているか確認しましょう。
乗り換えても残債の支払いは続きます。一括で払う必要はありませんが、残債がいくら残っているかは知っておいたほうがいいです。
大手キャリアには「端末購入サポート」というプログラムがあります。ドコモの「いつでもカエドキプログラム」、auの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「新トクするサポート」などです。
これらのプログラムを使っている場合、端末を返却すれば残債の支払いが免除されます。乗り換える前に、プログラムを使って端末を返却するかどうか考えておきましょう。
楽天モバイルのお得なキャンペーン
楽天モバイルに乗り換えるときは、キャンペーンを活用するとさらにお得です。
SIMのみ契約で楽天ポイントプレゼント
SIMカードだけ契約して、今使っているスマホをそのまま使う場合でも、ポイントがもらえます。
他社から乗り換えなら、初めての申し込みで6,000ポイントもらえます。さらにRakuten Linkアプリで10秒以上通話すれば、追加で6,000ポイントもらえます。
合計で12,000ポイントです。これだけで1年分くらいの月額料金がタダになりますね。
スマホセット購入でポイント還元
スマホとセットで契約すると、さらにお得です。機種によってもらえるポイントが違います。
たとえばAndroidスマホとセットで購入すると、最大12,000ポイントもらえます。iPhoneの場合は、最大32,000円相当の特典がもらえます。
iPhoneの特典は、端末代金の割引とポイント還元を組み合わせたものです。最大20,000円の割引と、最大12,000ポイントの還元です。
紹介キャンペーン
家族や友達が楽天モバイルを使っている場合、紹介してもらうとポイントがもらえます。
紹介された人は7,000ポイント、紹介した人も7,000ポイントもらえます。両方にメリットがあるので、周りに楽天モバイルユーザーがいたら紹介してもらいましょう。
キャンペーンは期間限定のものもあります。最新のキャンペーン情報は、楽天モバイルの公式サイトで確認してください。
楽天モバイルに乗り換えるときの注意点
乗り換えるときに気をつけたいポイントをまとめました。
キャリアメールが使えなくなる
ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアメールは、乗り換えると使えなくなります。
「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」などのメールアドレスです。
キャリアメールを使っている場合は、乗り換える前にGmailやYahoo!メールなどのフリーメールに変更しておきましょう。
各種サービスの登録メールアドレスも変更しておく必要があります。銀行やクレジットカード、通販サイトなど、重要なサービスから順に変更していきましょう。
通信エリアを確認する
楽天モバイルは楽天回線エリアで使えます。主要都市はほぼカバーされていますが、地方や山間部ではまだエリア外のところもあります。
自宅や職場、よく行く場所が楽天回線エリアに入っているか、公式サイトのエリアマップで確認しておきましょう。
エリア外でもパートナー回線(au回線)が使えます。ただし、パートナー回線は無制限ではありません。とはいえ、月5GBまで使えるので、普段使いには十分です。
家族割がない
楽天モバイルには家族割がありません。大手キャリアみたいに「家族で契約すると割引」みたいなサービスはないです。
でも、元々の料金が安いので、家族割がなくても十分お得です。家族全員で乗り換えれば、毎月何万円も節約できます。
通話品質について
Rakuten Linkアプリの通話は、インターネット回線を使っています。そのため、普通の電話回線よりも品質が劣ることがあります。
電波が悪い場所だと、途切れたり聞こえにくくなったりすることがあります。
どうしても高品質な通話が必要な場合は、通常の電話回線を使うこともできます。ただし、通常の電話回線だと30秒22円の通話料がかかります。
または、15分かけ放題オプション(月額1,100円)を使う方法もあります。

楽天モバイルに乗り換えできないときの対処法
乗り換え手続きをしていて、うまくいかないことがあるかもしれません。よくあるトラブルと対処法を紹介します。
MNP予約番号の有効期限が足りない
楽天モバイルに申し込むときは、MNP予約番号の有効期限が7日以上残っている必要があります。
期限が足りない場合は、もう一度MNP予約番号を発行してください。何度でも無料で発行できます。
本人確認書類の審査に通らない
本人確認書類の写真が不鮮明だったり、登録した住所と違っていたりすると、審査に通りません。
以下の点を確認してください。
- 写真がピンボケしていないか
- 光が反射して文字が読めなくなっていないか
- 書類全体がしっかり写っているか
- 現在の住所が記載されているか
問題があれば、もう一度撮影してアップロードし直してください。
名義が一致しない
今使っているキャリアの名義と、楽天モバイルで登録する名義が一致していないと、MNP転入できません。
たとえば、親名義のスマホを子供が使っている場合などです。この場合は、先に今のキャリアで名義変更してから、楽天モバイルに申し込む必要があります。
SIMロックが解除されていない
SIMロックがかかったままだと、楽天モバイルのSIMカードを使えません。
今のキャリアでSIMロック解除手続きをしてから、もう一度試してみてください。
スマホが楽天モバイルに対応していない
古いスマホだと、楽天モバイルに対応していない場合があります。
楽天モバイルの公式サイトで「楽天回線対応製品」を確認してください。自分のスマホが対応していない場合は、新しいスマホを購入する必要があります。
楽天モバイルでスマホとセットで契約すれば、確実に対応した機種を使えます。
店舗でも乗り換えできる
オンラインでの手続きが不安な方は、楽天モバイルショップで乗り換えることもできます。
店舗で乗り換えるメリット
店舗で乗り換える一番のメリットは、スタッフに相談しながら手続きできることです。
わからないことがあったらその場で聞けるし、本人確認書類のチェックもしてもらえます。スマホの設定もサポートしてもらえるので、機械が苦手な方には安心です。
店舗で乗り換えるデメリット
デメリットは、店舗に行く手間と待ち時間です。混んでいる時間帯だと、1時間以上待たされることもあります。
あと、店舗で契約しても事務手数料は無料ですが、時間がかかるのは避けられません。
来店予約がおすすめ
店舗で手続きする場合は、事前に来店予約をしておくのがおすすめです。
来店予約すれば、待ち時間なしで手続きできます。楽天モバイルの公式サイトから、希望の店舗と日時を選んで予約できます。
店舗での手続きに必要なもの
店舗で手続きする場合も、必要なものはオンラインと同じです。
- 本人確認書類
- クレジットカードまたは口座情報
- 楽天会員のIDとパスワード
- MNP予約番号(MNPワンストップ非対応キャリアの場合)
これらを忘れずに持っていきましょう。

乗り換え後にやっておきたいこと
楽天モバイルへの乗り換えが完了したら、以下のこともやっておきましょう。
前のキャリアの解約を確認する
MNP転入が完了すると、前のキャリアは自動的に解約されます。わざわざ解約手続きをする必要はありません。
念のため、前のキャリアのマイページで解約されているか確認しておきましょう。
最終月の請求を確認する
前のキャリアの最終月の請求が届きます。解約月の料金と、端末代の残債がある場合はその分も請求されます。
思っていたより高い金額が請求されることもあるので、内容をよく確認してください。
キャリアメールの代替手段を設定する
キャリアメールが使えなくなるので、Gmailなどのフリーメールに変更します。
各種サービスの登録メールアドレスを、新しいメールアドレスに変更しておきましょう。特に以下のサービスは優先的に変更してください。
- 銀行
- クレジットカード
- 通販サイト
- SNS
- サブスクリプションサービス
LINEの引き継ぎ設定
電話番号が変わらなければ、LINEはそのまま使えます。特に何もする必要はありません。
ただし、スマホも新しくする場合は、LINEの引き継ぎ設定が必要です。古いスマホでLINEの引き継ぎ設定をしてから、新しいスマホでログインしてください。
各種アプリの2段階認証を設定し直す
SMSを使った2段階認証を設定しているアプリがある場合、注意が必要です。
電話番号が変わらなければ問題ありませんが、念のため各アプリの設定を確認しておきましょう。
楽天モバイルのよくある質問
楽天モバイルへの乗り換えに関して、よく聞かれる質問をまとめました。
乗り換えにかかる時間は?
申し込み手続き自体は10分から15分で終わります。
SIMカードが届くまでは2〜3日かかります。eSIMなら最短当日から使えます。
全部合わせると、早ければ翌日、遅くても1週間あれば乗り換えが完了します。
乗り換え中に電話が使えない期間はある?
MNP開通手続きをしてから回線が切り替わるまで、数分から数時間かかります。この間は電話が使えません。
でも、数時間程度なので、そこまで困ることはないと思います。どうしても電話が必要な用事がある日は避けたほうがいいかもしれません。
家族全員で乗り換えたほうがいい?
楽天モバイルには家族割がないので、家族でまとめて契約するメリットは特にありません。
でも、元々の料金が安いので、家族全員で乗り換えれば大幅に節約できます。家族4人で大手キャリアを使っていると月3万円とかかかりますよね。楽天モバイルなら月1万円くらいで済みます。
契約後に名義変更できる?
楽天モバイルでは、契約後に名義変更できます。
ただし、名義変更できるのは以下の場合だけです。
- 家族間での名義変更(配偶者、子供、親、兄弟姉妹)
- 相続による名義変更
名義変更の手続きには20日程度かかります。my 楽天モバイルから申請できます。
途中でプラン変更できる?
楽天モバイルのプランは「Rakuten最強プラン」1つだけなので、プラン変更という概念がありません。
使ったデータ量に応じて自動的に料金が決まるので、プランを変更する必要はありません。
海外でも使える?
楽天モバイルは海外でも使えます。
海外指定70の国と地域で、月2GBまで無料でデータ通信できます。追加料金なしで使えるのは嬉しいですよね。
2GBを超えた場合は、1GB500円で追加できます。

この記事のポイントをおさらい
ここまで楽天モバイルへの乗り換え方法を詳しく説明してきました。最後にポイントをおさらいしましょう。
楽天モバイル乗り換えのポイント
- 月額料金は1,078円から3,278円で、データ無制限
- Rakuten Linkアプリで通話料無料
- MNPワンストップなら、MNP予約番号の発行が不要
- SIMロック解除と楽天回線対応製品の確認が必要
- 申し込みから開通まで2〜3日(eSIMなら最短当日)
- 初期設定とAPN設定を忘れずに
- キャンペーンを使えば最大32,000円相当お得
- 解約金や縛りはなし
楽天モバイルへの乗り換えは、思っているよりずっと簡単です。MNPワンストップを使えば、10分程度で申し込みが完了します。
料金も圧倒的に安いし、通話も無料です。縛りもないので、合わなければいつでも解約できます。
乗り換えに必要な準備は以下の通りです。
- 楽天会員に登録する
- 本人確認書類を用意する
- 支払い方法を決める
- SIMロックを解除する(必要な場合)
- 楽天回線対応製品か確認する
準備ができたら、楽天モバイルの公式サイトから申し込みましょう。MNPワンストップ対応キャリアから乗り換える場合は、MNP予約番号も不要です。
申し込みが完了したら、SIMカードが届くのを待ちます。SIMカードが届いたらMNP開通手続きをして、初期設定をすれば完了です。
乗り換えのベストなタイミングは、今のキャリアの締め日ギリギリです。月末近くに解約して、翌月1日から楽天モバイルを使い始めるのが理想的です。
キャンペーンも忘れずに活用しましょう。SIMのみ契約でも12,000ポイント、スマホセットなら最大32,000円相当の特典がもらえます。
この記事を参考にして、お得に楽天モバイルに乗り換えてください。毎月のスマホ代が大幅に安くなって、家計が楽になりますよ。

