楽天モバイルを使っているけど、そろそろ他のキャリアに乗り換えようかなと考えている方、いらっしゃいますよね。でも、解約ってどうやるの?違約金はかかるの?いつ解約するのがお得なの?そんな疑問をお持ちの方も多いはずです。
この記事では、楽天モバイルの解約について知っておくべきことを全部まとめました。解約手順はもちろん、解約のベストなタイミング、MNP転出の方法、オプションの解約、SIMカードの返却まで、実際に役立つ情報だけをお届けします。
楽天モバイルは他のキャリアと比べて解約しやすいって知っていましたか?違約金もかからないし、手続きもスマホから簡単にできます。ただし、知らないと損するポイントもいくつかあるので、これから解約を考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
楽天モバイル解約前に知っておきたい基本のこと
まずは解約する前に押さえておきたい基本的なことから説明していきます。楽天モバイルの解約には、他のキャリアとは違う特徴がいくつかあります。
解約金や違約金は一切かからない
楽天モバイルを解約するときに一番気になるのが「お金がかかるのか」という点ですよね。結論から言うと、楽天モバイルの解約には解約金も違約金も一切かかりません。
以前の大手キャリアみたいに「2年縛り」とか「更新月以外だと10,000円の違約金」みたいなことは一切ないので安心してください。契約してすぐに解約しても、何年使ってから解約しても、解約にかかる費用は0円です。
解約の締め日はない
楽天モバイルには「締め日」という概念がありません。これ、意外と知らない人が多いんです。
他のキャリアだと「毎月〇日が締め日だから、それまでに解約しないと翌月分も請求される」みたいなことがありますよね。でも楽天モバイルは違います。解約手続きをした瞬間に契約が終了して、その日までの利用分だけが請求される仕組みになっています。


料金は使った分だけ請求される
楽天モバイルのRakuten最強プランは従量制なので、解約月の料金は1日から解約日までに使ったデータ量で決まります。
たとえば10月5日に解約した場合、10月1日から5日までに使ったデータ量に応じて料金が請求されます。3GB未満なら1,078円、3GB以上20GB未満なら2,178円、20GB以上なら3,278円という感じです。
データ使用量 | 月額料金(税込) |
---|---|
3GB未満 | 1,078円 |
3GB以上20GB未満 | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
月初に20GB使って解約しても3,278円ですし、月末に2GBしか使わずに解約したら1,078円です。使った分だけなので、とてもシンプルですよね。
オプションは日割りになるものとならないものがある
ここは注意が必要です。基本料金は使った分だけの請求ですが、オプションには日割り計算されるものと、されないものがあります。
日割り計算されないオプションは以下の通りです。
日割りにならないオプション
- 15分(標準)通話かけ放題(月額1,100円)
- 国際通話かけ放題(月額980円)
- Hulu(月額1,026円)
- DAZN(月額4,200円)
- DMMプレミアム(月額550円)
- 楽天モバイル買い替え超トクプログラムの月額料金
これらのオプションに加入している場合は、月初に解約すると損になります。月末近くに解約したほうがお得です。
逆に言えば、これら以外のオプション(たとえばノートンモバイルセキュリティや楽天モバイルWiFi by エコネクトなど)は日割り計算されるので、いつ解約しても損得はありません。
楽天モバイルの解約手順【Webから】
それでは実際の解約手順を見ていきましょう。まずはWebブラウザから「my 楽天モバイル」にアクセスして解約する方法です。
解約前に確認しておくこと
解約手続きを始める前に、以下のことを確認しておきましょう。
解約前のチェックリスト
- 解約したい電話番号が間違っていないか
- 端末の分割払いが残っていないか
- 日割りにならないオプションに加入していないか
- 今月のデータ使用量はどれくらいか
- 楽天ポイントの利用設定をしていないか
特に注意したいのが電話番号の確認です。楽天モバイルを複数回線契約している場合、間違った回線を解約してしまうケースがあります。一度解約すると取り消せないので、必ず確認してください。
Webからの解約手順
それでは具体的な手順を説明します。
手順1:my 楽天モバイルにログインする
まずはスマホやパソコンのブラウザから「my 楽天モバイル」にアクセスします。楽天IDとパスワードを入力してログインしてください。
手順2:契約プランを選択する
ログインしたら、画面右上にある三本線のメニューアイコンをタップします。メニューが開いたら「契約プラン」を選択してください。

手順3:各種手続きへ進む
契約プランの画面を下にスクロールすると「その他のお手続き」というセクションが出てきます。その中にある「各種手続きへ進む」というボタンをタップしてください。
手順4:解約を選択する
各種手続きのページが開いたら「解約のお手続き」というセクションを探します。その中にある「解約」ボタンをタップしてください。
手順5:注意事項を確認する
解約に関する注意事項が表示されます。内容をよく読んで、問題なければ「アンケートに進む」ボタンをタップします。
手順6:アンケートに回答する
解約理由などを聞かれるアンケートが表示されます。全ての項目に回答しないと次に進めないので、選択肢から選んで回答してください。自由記述欄は空欄でも大丈夫です。
回答が終わったら「解約内容を確認する」ボタンをタップします。
手順7:ワンタイムパスワードを入力する
登録しているメールアドレスまたは電話番号宛にワンタイムパスワードが送られてきます。届いたパスワードを入力して「認証する」ボタンをタップしてください。
手順8:解約内容を確認して完了する
最終確認の画面が表示されます。解約する電話番号や注意事項をもう一度確認して、間違いがなければ「解約を完了する」ボタンをタップします。
これで解約手続きは完了です。登録しているメールアドレスに「解約完了のお知らせ」というメールが届くので確認しておきましょう。
解約手続きが完了すると、数時間以内に回線が停止します。通話もデータ通信もできなくなるので、必要な連絡は解約前に済ませておきましょう。
楽天モバイルの解約手順【アプリから】
次に、my 楽天モバイルアプリから解約する方法を説明します。基本的な流れはWebと同じですが、画面の見た目が少し違います。
アプリからの解約手順
手順1:アプリを起動する
スマホにインストールされているmy 楽天モバイルアプリを起動します。まだインストールしていない場合は、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードしてください。
手順2:契約プランを選択する
アプリを開くと下部にメニューバーが表示されています。その中から「契約プラン」をタップしてください。
手順3:各種手続きへ進む
画面を下にスクロールすると「その他のお手続き」というセクションがあります。その中の「各種手続きへ進む」をタップします。
手順4:解約を選択する
「解約のお手続き」の中にある「解約」をタップしてください。
手順5:製品保証サービスの選択
製品保証サービスに加入している場合、解約するか継続するかを選択する画面が出てきます。楽天モバイルを解約する場合は、製品保証サービスも一緒に解約することになるケースが多いです。
手順6:アンケートに回答する
解約理由を聞くアンケートが表示されるので、全ての項目に回答します。回答が終わったら「解約内容を確認する」をタップしてください。
手順7:ワンタイムパスワードを入力する
ワンタイムパスワードが届くので、それを入力して「認証する」をタップします。
手順8:解約を完了する
最終確認画面で内容を確認したら「解約を完了する」をタップします。これで解約手続きは完了です。

MNP転出で他社に乗り換える方法
今使っている電話番号をそのまま使いたい場合は、MNP転出の手続きが必要です。MNPというのは「携帯電話番号ポータビリティ」のことで、電話番号を変えずに他社に乗り換えられる仕組みです。
MNPワンストップとは
2023年5月から「MNPワンストップ」という新しい仕組みが始まりました。これは、乗り換え先が対応していれば、楽天モバイルでMNP予約番号を発行しなくても、乗り換え先で手続きするだけでOKという便利な仕組みです。
MNPワンストップ対応の主なキャリアは以下の通りです。
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- UQモバイル
- ワイモバイル
- LINEMO
- povo
- mineo
- 日本通信SIM
- その他多数
これらのキャリアに乗り換える場合は、楽天モバイルでMNP予約番号を発行する必要はありません。乗り換え先のキャリアの申し込みページで手続きするだけで、自動的に楽天モバイルが解約されます。
MNP予約番号が必要な場合の手順
乗り換え先がMNPワンストップに対応していない場合や、何らかの理由でMNP予約番号が必要な場合の手順を説明します。
手順1:my 楽天モバイルにログインする
Webまたはアプリからログインしてください。
手順2:契約プランを選択する
メニューから「契約プラン」を選びます。
手順3:各種手続きへ進む
「その他のお手続き」から「各種手続きへ進む」をタップします。
手順4:他社へのお乗り換え(MNP)を選択する
各種手続きのページに「他社へのお乗り換え(MNP)」という項目があるので、それを選択して「手続きへ進む」をタップしてください。
手順5:注意事項を確認する
MNP転出に関する注意事項が表示されます。内容を確認して「次へ進む」をタップします。
手順6:必要事項を入力する
アンケートなどの必要事項を入力して「MNP予約番号を発行する」ボタンをタップします。
手順7:ワンタイムパスワードで認証する
ワンタイムパスワードが届くので入力して「認証する」をタップしてください。
手順8:MNP予約番号を確認する
画面にMNP予約番号と有効期限が表示されます。この番号をメモするか、スクリーンショットを撮っておきましょう。
MNP予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間です。期限を過ぎると無効になり、再発行が必要になります。発行したらできるだけ早く乗り換え手続きを進めましょう。
MNP転出の注意点
MNP転出する際に知っておくべきポイントをいくつか紹介します。
MNP予約番号を発行しただけでは解約にならない
これ、勘違いしている人が意外と多いんですが、MNP予約番号を発行しただけでは楽天モバイルは解約されません。乗り換え先のキャリアで開通手続きが完了した時点で、自動的に楽天モバイルが解約される仕組みです。
つまり、MNP予約番号を発行しても、乗り換え先で手続きしなければ楽天モバイルの契約は続いたままで、料金も発生し続けます。
MNP転出手数料は無料
楽天モバイルはMNP転出手数料が無料です。以前は3,300円かかるキャリアもありましたが、今は無料になっているので安心してください。
回線切り替えのタイミングに注意
乗り換え先で回線の切り替え手続きをすると、その時点で楽天モバイルが解約されます。たとえば月末に乗り換えるつもりで手続きしていても、実際の開通が翌月にずれ込んでしまうと、楽天モバイルの解約も翌月になってしまいます。
月をまたぐと1ヶ月分余計に料金がかかることになるので、タイミングには気をつけましょう。

オプションサービスの解約方法
楽天モバイルのオプションサービスには、回線解約と同時に自動で解約されるものと、個別に解約手続きが必要なものがあります。
個別解約が必要なオプション
以下のオプションは楽天モバイルを解約しても自動で解約されないので、個別に解約手続きが必要です。
- スマホ交換保証プラス
- スマホ交換保証プラス & 家電補償
- 故障紛失保証 with AppleCare Services
- 故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+
- あんしん保証with AppleCare Services for Apple Watch
- 楽天モバイル買い替え超トクプログラム
これらに加入している場合は、楽天モバイルを解約した後も料金が請求され続けるので、必ず解約手続きをしてください。
製品保証サービスの解約手順
スマホ交換保証プラスなどの製品保証サービスを解約する手順です。
手順1:my 楽天モバイルにログインする
Webまたはアプリからログインします。
手順2:製品情報を選択する
メニューから「製品情報」を選び、「全ての製品情報」をタップしてください。
手順3:解約するオプションを選ぶ
加入しているオプションサービスの一覧が表示されます。解約したいオプションの「解約する」ボタンをタップしてください。
手順4:解約理由を選択する
解約理由を選択肢から選んで「解約する」をタップすれば完了です。
楽天モバイル買い替え超トクプログラムの解約
楽天モバイル買い替え超トクプログラムに加入している場合は、少し手続きが異なります。
このプログラムを解約するには、以下の2つの方法があります。
1. 端末を返却する
25回目以降の支払いが免除されます。ただし、端末を返却する必要があるので、新しい端末を用意してからにしましょう。返却手続きはmy 楽天モバイルから行えます。
2. そのまま支払いを続けて買い取る
端末を返却せずに、残りの分割払いを続けて完済すれば、端末は自分のものになります。
楽天モバイル解約のベストなタイミング
楽天モバイルはいつ解約しても大きく損することはありませんが、少しでもお得に解約したいなら、タイミングを考えたほうがいいです。
データ容量の境目で解約する
楽天モバイルの料金は従量制なので、3GBと20GBの境目を意識して解約するのがおすすめです。
たとえば、今月のデータ使用量が2.8GBだとします。この状態で解約すれば1,078円で済みますが、3.1GB使ってから解約すると2,178円になります。1,100円も違いますよね。
同じように、19.8GBと20.2GBでも1,100円の差があります。
解約を決めたら、my 楽天モバイルで今月のデータ使用量を確認して、次の料金ステップに上がる前に解約手続きをするといいでしょう。
データ使用量の確認方法
- my 楽天モバイルにログイン
- ホーム画面に今月のデータ使用量が表示されています
- 「もっと詳しく見る」で日別の使用量も確認できます
日割りにならないオプションを確認する
先ほども説明しましたが、以下のオプションは日割り計算されません。
- 15分(標準)通話かけ放題
- 国際通話かけ放題
- Hulu
- DAZN
- DMMプレミアム
- 楽天モバイル買い替え超トクプログラムの月額料金
これらに加入している場合は、月末近くに解約したほうがお得です。逆に、これらのオプションに加入していない場合は、月初でも月末でも損得はほとんどありません。
端末の分割払いを考慮する
端末を分割払いで購入している場合、解約しても分割払いは続きます。一括で支払う必要はありませんが、残債がいくら残っているかは確認しておきましょう。
残債の確認方法は以下の通りです。
- my 楽天モバイルにログイン
- メニューから「製品」を選択
- 購入した製品の詳細を確認
- 「分割払い残債」の欄に残りの金額が表示されます
もし分割払いの残債が少ない場合は、完済してから解約するのも一つの方法です。解約後も支払いが続くのが面倒な場合は検討してみてください。

SIMカードの返却について
楽天モバイルを解約したら、SIMカードはどうすればいいのでしょうか。これ、意外と知らない人が多いんです。
SIMカードは返却が必要だが罰則はない
結論から言うと、楽天モバイルのSIMカードは返却が推奨されていますが、返却しなくても罰則はありません。
公式サイトには「解約後、なるべく早くご返却ください」と書かれていますが、返却期限も明示されていないし、返却しなかった場合の違約金なども設定されていません。
ただし、SIMカードには個人情報が記録されているので、セキュリティの観点からは返却するか、自分でしっかり破棄したほうが安心です。
SIMカードの返却方法
返却する場合の手順を説明します。
返却先住所
〒143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル RSIM回収係
返却の方法
- 封筒を用意する(普通の封筒でOK)
- SIMカードを台紙やメモ用紙にテープで貼り付ける
- 封筒に入れて封をする
- 上記の住所を宛先に書いて郵送する
特別な書類や連絡は不要です。SIMカードだけ送れば大丈夫です。SIMカードの情報から契約者が誰かわかるので、名前や住所を書いた紙を同封する必要もありません。
eSIMの場合は返却不要
eSIMを使っている場合は、物理的なSIMカードがないので返却の必要はありません。解約したら自動的にeSIMも無効になります。
SIMカードを紛失した場合
SIMカードを紛失してしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
公式サイトには「SIMカードを紛失したお客様は返却に関するお手続きは不要です」と明記されています。つまり、紛失しても特に問題ありません。違約金なども発生しないので安心してください。
店舗での返却はできるのか
楽天モバイルショップでSIMカードを返却できるかどうかですが、基本的には郵送での返却が推奨されています。
ただ、一部の店舗では受け付けてくれたという報告もあります。とはいえ、全ての店舗が対応しているわけではないので、確実に返却したい場合は郵送したほうが無難です。

解約できない場合の対処法
楽天モバイルの解約手続きを進めていて、うまくいかないことがあるかもしれません。よくあるトラブルと対処法を紹介します。
ログインできない場合
my 楽天モバイルにログインできないと解約手続きができません。
楽天IDやパスワードを忘れた場合
楽天会員の情報管理ページからIDやパスワードの再設定ができます。登録しているメールアドレスが必要になるので、準備しておきましょう。
メールアドレスも忘れてしまった場合は、楽天市場お客様サポートセンターに問い合わせる必要があります。その際、以下の情報が必要です。
- 登録していた可能性のあるメールアドレス
- 登録氏名(フルネーム)
- 電話番号
- 生年月日
- 住所
解約ボタンが見つからない場合
「解約のボタンがどこにあるかわからない」という声もよく聞きます。
解約ボタンは少しわかりにくい場所にあります。「契約プラン」のページを下までスクロールして、「その他のお手続き」というセクションを探してください。その中に「各種手続きへ進む」というボタンがあります。
そこをタップすると、ようやく「解約」のボタンが出てきます。
エラーが出て先に進めない場合
手続き中にエラーが出る場合は、以下を試してみてください。
- ブラウザのキャッシュをクリアする
- 別のブラウザで試してみる
- アプリではなくWebブラウザから試してみる(またはその逆)
- 時間を置いて再度試してみる
それでも解決しない場合は、チャットサポートに問い合わせましょう。
電話や店舗では解約できないのか
楽天モバイルは電話窓口や店舗では解約手続きを受け付けていません。必ずWebまたはアプリから手続きする必要があります。
店舗に行っても、店員さんがサポートしてくれるだけで、結局は自分のスマホで手続きすることになります。
どうしても自分で手続きできない場合は、楽天モバイルショップに行って店員さんにサポートしてもらうのも一つの方法です。ただし、最終的な操作は自分で行う必要があります。
解約後の請求について
解約した後の料金がいつ、どのように請求されるのか気になりますよね。
解約月の料金
解約月の料金は、月初から解約日までに使用したデータ量に応じて請求されます。
たとえば10月15日に解約した場合、10月1日から15日までのデータ使用量で料金が決まります。3GB未満なら1,078円、3GB以上20GB未満なら2,178円、20GB以上なら3,278円です。
オプション料金については、日割り計算されるものと、されないものがあります。
請求のタイミング
支払い方法によって請求のタイミングが異なります。
クレジットカード払いの場合
解約月の翌月にカード会社に請求が行きます。実際の引き落とし日はカード会社の締め日によって変わります。
たとえば10月に解約した場合、11月にカード会社に請求されて、実際の引き落としは12月になることもあります。
口座振替の場合
解約月の翌月27日に引き落とされます。10月に解約したら、11月27日に引き落としされるという感じです。
解約後も請求が続く場合
解約したのに請求が続く場合、以下の原因が考えられます。
1. 請求の月ずれ
クレジットカード払いの場合、請求が1〜2ヶ月遅れることがあります。これは普通のことなので心配いりません。
たとえば10月に解約しても、11月や12月に請求が来ることがあります。これは9月分や10月分の請求なので、正常です。
2. オプションの解約漏れ
個別解約が必要なオプションを解約し忘れていると、そのオプション料金だけが請求され続けます。
製品保証サービスや楽天モバイル買い替え超トクプログラムなどは、楽天モバイル解約後も個別に解約手続きが必要です。
3. 端末の分割払い
端末を分割払いで購入している場合、解約後も分割払いは続きます。これは正常な請求なので、完済するまで払い続ける必要があります。
楽天モバイル解約後のおすすめ乗り換え先
楽天モバイルを解約したら、次はどこのキャリアにするか悩みますよね。用途別におすすめのキャリアを紹介します。
通信速度を重視するならahamo
楽天モバイルの通信速度や対応エリアに不満があった方には、ahamoがおすすめです。
ahamoはドコモの格安プランなので、ドコモと同じ回線を使えます。全国どこでも繋がりやすく、通信速度も安定しています。
プラン | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
ahamo | 20GB | 2,970円 |
ahamo大盛り | 100GB | 4,950円 |
5分以内の通話が無料になるのも嬉しいポイントです。楽天モバイルよりは少し高くなりますが、通信の安定性を考えると十分お得だと思います。
料金重視ならLINEMO
とにかく安く使いたい方にはLINEMOがおすすめです。
LINEMOはソフトバンクの格安プランで、3GBで990円、20GBで2,728円という料金設定です。楽天モバイルとほぼ同じ料金で、ソフトバンクの安定した回線が使えます。
プラン | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
さらにLINEギガフリーという機能があって、LINEアプリの通信はデータ容量を消費しません。LINEをよく使う人には特におすすめです。
データ無制限ならmineo
楽天モバイルのデータ無制限が気に入っていた方には、mineoのマイそくプランがおすすめです。
マイそくプランは最大速度が決まっていますが、データ容量は無制限で使えます。
コース | 最大速度 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
スタンダード | 1.5Mbps | 990円 |
プレミアム | 3Mbps | 2,200円 |
1.5Mbpsでも、SNSやネットサーフィン、標準画質の動画視聴なら十分な速度です。ただし、平日の12時から13時は速度制限がかかるので注意してください。
通話が多いならUQモバイル
通話をよく使う方には、UQモバイルがおすすめです。
UQモバイルはauのサブブランドで、通信速度が速く安定しています。かけ放題オプションも充実していて、10分かけ放題が880円、24時間かけ放題が1,980円で使えます。
楽天モバイルのRakuten Linkアプリは無料で通話できましたが、通話品質が不安定という声もありました。安定した通話品質を求めるなら、UQモバイルを検討してみてください。
店舗サポートが欲しいならワイモバイル
対面でのサポートを受けたい方には、ワイモバイルがおすすめです。
ワイモバイルは全国にショップがあるので、困ったときに店舗で相談できます。オンライン専用プランだと不安という方に向いています。
料金は少し高めですが、家族割引サービスやおうち割光セットなどの割引を使えば、お得に使えます。

解約に関するよくある質問
楽天モバイルの解約について、よく聞かれる質問をまとめました。
解約は取り消せるのか
残念ながら、一度解約手続きが完了すると、取り消すことはできません。
解約後すぐに回線が停止するので、間違えて解約してしまった場合は、再契約するしかありません。ただし、再契約すると新しい電話番号になってしまうので、注意してください。
解約手続きの最終確認画面では、必ず電話番号を確認してから「解約を完了する」ボタンを押すようにしましょう。
即日解約するとブラックリストに載るのか
契約してすぐに解約すると、ブラックリストに載って今後契約できなくなるという噂を聞いたことがあるかもしれません。
実際のところ、楽天モバイルは公式にブラックリストの基準を公開していないので、はっきりしたことは言えません。ただ、普通に使っていて解約するなら、ブラックリストの心配はほとんど不要だと思います。
問題になるのは、明らかに転売目的で契約したり、キャンペーン目当てで即解約を繰り返したりする悪質なケースです。普通に使っていて、他社に乗り換えたくなって解約するぶんには問題ありません。
解約後も利用料金の確認はできるのか
解約後もmy 楽天モバイルにログインして、過去の利用料金を確認できます。
手順は以下の通りです。
- my 楽天モバイルにログイン
- メニューから「利用料金」を選択
- プルダウンから確認したい月を選択
- 利用内訳を確認
解約後も数ヶ月はログインできるので、請求内容に疑問がある場合は確認してみましょう。
解約証明書は発行してもらえるのか
楽天モバイルは解約証明書を発行していません。
他社への乗り換え時に解約証明書が必要になることは、ほとんどありません。MNP予約番号があれば十分です。
どうしても必要な場合は、my 楽天モバイルの契約状況画面のスクリーンショットを撮っておくといいでしょう。
契約者が亡くなった場合の解約方法
契約者が亡くなってしまった場合は、郵送での解約手続きが必要になります。
必要な書類は以下の通りです。
- 楽天モバイル通信サービス ご契約者様逝去時 代理人提出用 解約申込書(公式サイトからダウンロード可能)
- 契約者が亡くなったことを確認できる書類のコピー(戸籍謄本、除籍謄本、住民票の除票、死亡診断書など)
- 契約者と申請者の関係がわかる書類のコピー(戸籍謄本など)
- 申請者の本人確認書類のコピー(運転免許証、マイナンバーカードなど)
郵送先は以下の通りです。
〒158-0094
東京都世田谷区玉川1-14-1
楽天クリムゾンハウス
楽天コミュニケーションズ(株)内
「楽天モバイル 逝去解約受付係」宛
申請できるのは契約者の2親等以内の親族のみです。手続きには1ヶ月ほどかかります。
店舗で解約手続きはできないのか
楽天モバイルショップでは解約手続きを受け付けていません。
店舗に行っても、店員さんが解約手続きのサポートをしてくれるだけで、最終的には自分のスマホで手続きする必要があります。
どうしても自分で手続きするのが難しい場合は、店舗でサポートを受けながら手続きするのもいいでしょう。
解約後に再契約はできるのか
解約後の再契約は可能です。即日でも再契約できます。
ただし、以下の点に注意してください。
- 電話番号は変わります(以前の番号は使えません)
- 解約前と再契約後のデータ料金が二重でかかります
- 審査に通らない可能性もあります(料金滞納などがあった場合)
- キャンペーンは基本的に一人一回までです
間違えて解約してしまった場合は再契約できますが、電話番号が変わってしまうのが一番の問題です。解約は慎重に行いましょう。

楽天モバイル解約時のトラブル事例と対処法
実際に解約手続きをしていると、いろいろなトラブルに遭遇することがあります。よくあるトラブルとその対処法を紹介します。
解約したのにまだ使えるケース
「解約手続きをしたはずなのに、まだスマホが使える」というケースがあります。
これには以下のような原因が考えられます。
1. 解約手続きが完了していない
最後まで手続きを完了していなかった可能性があります。my 楽天モバイルにログインして、契約状況を確認してみましょう。
契約プランのページで「解約済み」と表示されていれば、解約は完了しています。プラン名が表示されている場合は、まだ解約されていません。
2. Wi-Fiに接続している
Wi-Fiに接続していると、楽天モバイルの回線を使っていなくてもインターネットが使えます。本人が気づいていないこともあります。
Wi-Fiをオフにして、モバイルデータ通信ができるか確認してみてください。解約が完了していれば、モバイルデータ通信はできないはずです。
3. 回線停止までに時間がかかっている
解約手続きが完了してから、実際に回線が停止するまで数時間かかることがあります。手続き完了から半日以上経っても使える場合は、何か問題があるかもしれません。
解約したのに請求が止まらないケース
解約したのに請求が続く場合は、以下を確認してください。
1. 請求の月ずれ
これが一番よくあるケースです。クレジットカード払いの場合、解約月の翌月や翌々月に請求が来ることがあります。
請求内容を確認して、何月分の請求なのかチェックしてみましょう。解約月より前の月の請求なら、正常な請求です。
2. オプションの解約漏れ
製品保証サービスなど、個別解約が必要なオプションを解約し忘れていると、そのオプション料金だけが請求され続けます。
my 楽天モバイルで契約状況を確認して、不要なオプションが残っていないかチェックしましょう。
3. 端末の分割払い
端末を分割払いで購入している場合、解約後も分割払いは続きます。これは正常な請求なので、完済するまで払い続ける必要があります。
MNP予約番号の有効期限が切れてしまったケース
MNP予約番号の有効期限は15日間です。期限を過ぎると無効になってしまいます。
有効期限が切れた場合は、もう一度MNP予約番号を発行すれば大丈夫です。何度でも無料で発行できるので、心配いりません。
ただし、乗り換え先によっては「MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要がある」といった条件があることもあります。MNP予約番号を発行したら、できるだけ早く乗り換え手続きを進めましょう。
複数回線契約していて間違った回線を解約してしまったケース
これは本当に気をつけたいトラブルです。楽天モバイルを複数回線契約している場合、間違った回線を解約してしまうことがあります。
解約は取り消せないので、間違えて解約してしまうと大変です。解約手続きの最終確認画面では、必ず電話番号を確認してから「解約を完了する」ボタンを押してください。
もし間違えて解約してしまった場合は、すぐに再契約するしかありません。ただし、電話番号は変わってしまいます。
楽天モバイル解約後にやるべきこと
解約手続きが完了したら、以下のこともやっておきましょう。
SIMカードの処理
先ほども説明しましたが、SIMカードは返却するか、自分で破棄してください。
返却する場合は、東京都大田区の返却先に郵送します。自分で破棄する場合は、ハサミでカットしてから捨てましょう。個人情報が記録されているので、そのまま捨てるのは避けてください。
自動引き落としの設定確認
クレジットカードや口座振替で料金を払っていた場合、設定は自動的に解除されます。特に何もする必要はありません。
ただし、端末の分割払いが残っている場合は、その支払いは続きます。完済するまで引き落としがあることを覚えておきましょう。
楽天ポイントの利用設定解除
楽天ポイントを楽天モバイルの支払いに使う設定をしていた場合、その設定は解約と同時に無効になります。
ポイント自体は消えないので、楽天市場などで引き続き使えます。安心してください。
Rakuten Linkアプリのデータ保存
Rakuten Linkアプリの通話履歴やメッセージは、解約すると消えてしまいます。
必要な情報がある場合は、解約前にスクリーンショットを撮るなどして保存しておきましょう。
楽メールの移行
楽天モバイルの楽メールを使っていた場合、解約後31日間はメールアカウントとデータが保持されます。
その間に「楽メール持ち運び」という有料オプション(月額330円)に申し込めば、解約後も楽メールを使い続けられます。
申し込まなかった場合は、31日後にメールアカウントとデータが削除されるので注意してください。
楽メールを引き続き使いたい場合は、解約から31日以内に「楽メール持ち運び」に申し込む必要があります。
各種サービスの登録情報変更
楽天モバイルの電話番号を各種サービスに登録していた場合、新しい電話番号に変更しておきましょう。
特に重要なのは以下のサービスです。
- 銀行やクレジットカードの登録情報
- SNSアカウントの電話番号認証
- 通販サイトの配送先情報
- LINEなどのメッセージアプリ
- 各種会員サービス
MNP転出で電話番号が変わらない場合は、この作業は不要です。
知っておきたい楽天モバイル解約の豆知識
最後に、解約に関する細かい豆知識をいくつか紹介します。
解約月のポイント獲得について
楽天モバイルを使っていると、楽天市場でのお買い物がポイントアップになるSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象になります。
月途中で解約すると、その月の獲得予定ポイントがもらえなくなります。楽天市場をよく使う人は、月末に解約したほうがお得です。
初期契約解除制度について
楽天モバイルには「初期契約解除制度」があります。これは契約書面を受け取った日から8日以内なら、違約金なしで契約を解除できる制度です。
契約してみたけど電波が入らない、思っていたサービスと違った、という場合に使えます。
ただし、初期契約解除を使った場合でも、契約から解除までの日数分の基本料金や通話料は請求されます。完全に無料になるわけではないので注意してください。
解約後のスマホの使い道
楽天モバイルで購入したスマホは、解約後も自分のものです。他社のSIMカードを入れれば、引き続き使えます。
ただし、楽天モバイルで購入したスマホは、一部の周波数帯に対応していない場合があります。他社に乗り換える前に、そのスマホが乗り換え先の回線に対応しているか確認しておきましょう。
公式サイトの「取り扱い製品の他社回線対応状況一覧」で確認できます。
解約後の問い合わせ先
解約後に何か問題があった場合、どこに問い合わせればいいのでしょうか。
楽天モバイルのカスタマーセンターは、解約後も利用できます。電話番号は以下の通りです。
050-5434-4653(受付時間:9時〜18時、年中無休)
チャットサポートも利用できるので、ちょっとした疑問ならチャットで聞いてみるのもいいでしょう。

この記事のポイントをおさらい
ここまで楽天モバイルの解約について詳しく説明してきました。最後にポイントをおさらいしましょう。
楽天モバイル解約のポイント
- 解約金や違約金は一切かかりません
- 締め日はなく、いつ解約してもOKです
- 料金は解約日までに使ったデータ量で決まります
- 解約手続きはWebまたはアプリから簡単にできます
- MNP転出なら電話番号を引き継げます
- 一部のオプションは個別解約が必要です
- SIMカードは返却が推奨されていますが、罰則はありません
- 解約は取り消せないので、電話番号をしっかり確認してください
楽天モバイルは他のキャリアと比べて解約しやすいのが特徴です。違約金もかからないし、手続きもスマホから簡単にできます。
ただし、知らないと損するポイントもいくつかあります。特に以下の点には注意してください。
- 日割りにならないオプションがあること
- 個別解約が必要なオプションがあること
- データ容量の境目で解約すると節約できること
- 解約は取り消せないこと
これらのポイントを押さえておけば、損することなくスムーズに解約できます。
楽天モバイルを解約して他社に乗り換える場合は、自分の使い方に合ったキャリアを選ぶことが大切です。通信速度を重視するならahamo、料金重視ならLINEMO、データ無制限ならmineoといった感じで、自分に合ったキャリアを見つけてください。
この記事が、楽天モバイルの解約を考えている方の参考になれば嬉しいです。解約手続きは思ったより簡単なので、安心して進めてくださいね。

