毎月のスマホ代を見直したいと思っている方にとって、楽天モバイルの料金は気になるポイントですよね。テレビCMやネット広告で「データ使い放題で月額3,278円」という言葉を目にして、本当にそんなに安いのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
実は楽天モバイルの料金体系は、大手キャリアと比べて驚くほどシンプルでわかりやすいんです。プランは1つだけで、使ったデータ量によって自動的に料金が決まる仕組みになっています。データをあまり使わない月は自然と料金が安くなるので、無駄がありません。
この記事では、楽天モバイルの料金について隅々まで詳しくお伝えしていきます。基本的な月額料金から家族割などの割引、通話料やオプションサービスの料金、そして他社と比べてどれくらいお得なのかまで、実際に使っている立場からリアルな情報をお届けします。料金プランで悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
楽天モバイルの料金プランの基本
まずは楽天モバイルの料金プランの基本から見ていきましょう。大手キャリアと違って、楽天モバイルはプランが1つしかないのでとてもシンプルです。
Rakuten最強プランとは
楽天モバイルが提供している料金プランは「Rakuten最強プラン」という名前です。このプランの最大の特徴は、使ったデータ量によって料金が自動的に変わるということです。プラン選びで悩む必要がなく、毎月の使用状況に合わせて最適な料金になります。
Rakuten最強プランの料金体系
データ利用量 | 月額料金(税込) |
---|---|
3GBまで | 1,078円 |
3GB超から20GBまで | 2,178円 |
20GB超(無制限) | 3,278円 |
3段階の料金設定になっていて、どれだけデータを使っても最大3,278円です。動画をたくさん見る月も、外出が少なくてあまり使わない月も、その月の使用量に応じて自動的に料金が決まります。プラン変更の手続きも不要なので、手間がかかりません。

段階制料金のメリット
楽天モバイルの料金プランが段階制になっているメリットは、使わない月は自動的に安くなることです。例えば旅行で家を空けている月や、Wi-Fi環境にいることが多い月は、自然とデータ使用量が減って料金も下がります。
大手キャリアの場合、使っても使わなくても料金は固定です。でも楽天モバイルなら、使わなかった分だけ得するので無駄がありません。月によって使用量にバラつきがある方にとっては、かなりお得な仕組みです。逆にたくさん使う月でも、上限が3,278円なので安心してデータを使えます。
データ無制限の意味
楽天モバイルの料金プランで「データ無制限」という言葉をよく見かけますが、これは20GBを超えたあとも追加料金なしでデータ通信が使えるという意味です。どれだけ使っても月額3,278円から上がることはありません。
ただし無制限で使えるのは楽天回線エリア内に限られます。パートナー回線エリア(au回線)では月5GBまでの制限があります。また海外では月2GBまでです。とはいえ、楽天回線エリア内であれば本当に無制限で使えるので、動画をたくさん見る方や、テザリングでパソコンをネット接続する方にも安心です。

楽天モバイルの料金を他社と比較する
楽天モバイルの料金が本当に安いのか、大手キャリアや他の格安SIMと比較してみましょう。数字で見るとその差は歴然です。
大手キャリアとの料金比較
まずは大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の無制限プランと楽天モバイルの料金を比べてみます。
キャリア | プラン名 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 3,278円 |
ドコモ | eximo(無制限) | 7,315円 |
au | 使い放題MAX 5G/4G | 7,238円 |
ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 7,425円 |
大手キャリアの無制限プランは月額7,000円台が基本です。それに対して楽天モバイルは3,278円なので、半額以下という驚きの安さです。年間で考えると、楽天モバイルなら約4万円、大手キャリアなら約9万円かかるので、その差は5万円にもなります。
年間の料金差を計算してみると
楽天モバイルを1年間使った場合の料金は、3,278円×12ヶ月で39,336円です。一方、大手キャリアの平均を7,300円とすると、7,300円×12ヶ月で87,600円になります。その差額は48,264円です。家族4人で乗り換えたら、年間で約20万円の節約になる計算です。
サブブランドとの比較
次に、大手キャリアのサブブランド(ahamo、povo、LINEMO)と楽天モバイルの料金を比較してみます。
サービス | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
楽天モバイル | 無制限 | 3,278円 |
ahamo | 20GB | 2,970円 |
ahamo大盛り | 100GB | 4,950円 |
povo | 20GB(30日間) | 2,700円 |
LINEMO | 20GB | 2,728円 |
サブブランドは20GBで3,000円前後の料金設定が多いです。楽天モバイルは3,278円で無制限なので、データをたくさん使う方なら楽天モバイルの方がお得です。逆にあまり使わない月なら、楽天モバイルは自動的に1,078円や2,178円になるので、どちらにしても無駄がありません。
格安SIMとの比較
他の格安SIMと楽天モバイルの料金も比べてみましょう。
サービス | データ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
楽天モバイル | 無制限 | 3,278円 |
mineo | 無制限(1.5Mbps) | 1,958円 |
IIJmio | 20GB | 2,000円 |
イオンモバイル | 20GB | 1,958円 |
格安SIMの中には楽天モバイルより安いものもあります。ただし、mineoの無制限プランは速度が1.5Mbpsに制限されますし、IIJmioやイオンモバイルは20GBまでです。楽天モバイルは速度制限なしの無制限なので、コストパフォーマンスで考えると十分に競争力があります。
家族割と各種割引プログラム
楽天モバイルの料金をさらに安くできる割引プログラムがいくつかあります。家族で使えばもっとお得になります。
最強家族プログラムの詳細
楽天モバイルには「最強家族プログラム」という家族割があります。これは1回線につき月額110円割引されるサービスです。家族でグループを作って申し込むだけで適用されます。
家族割適用後の料金
データ利用量 | 通常料金 | 家族割適用後 |
---|---|---|
3GBまで | 1,078円 | 968円 |
3GB超〜20GBまで | 2,178円 | 2,068円 |
20GB超(無制限) | 3,278円 | 3,168円 |
家族4人で契約すれば、月額440円、年間5,280円の節約になります。たった110円と思うかもしれませんが、家族全員分を合わせると結構な金額になりますよね。しかもこの割引に期限はないので、ずっと割引が続きます。

最強こどもプログラム
13歳未満のお子さんがいる家庭には「最強こどもプログラム」があります。このプログラムに登録すると、毎月のポイント還元が受けられます。13歳の誕生月前月まで適用されるので、長期間お得に使えます。
最強こどもプログラムでは、3GB超過後の料金から110円分がポイントで還元されます。つまり、3GB超〜20GBまでは実質2,068円、20GB超は実質3,168円で使えることになります。家族割と合わせれば、さらに安くなる計算です。お子さんのスマホ代を抑えたい家庭には嬉しいサービスですね。
最強青春プログラム
13歳から23歳までの方には「最強青春プログラム」があります。こちらも毎月のポイント還元が受けられるプログラムで、23歳の誕生月前月まで適用されます。学生さんや若い社会人の方にとって、スマホ代の負担を軽くできます。
最強青春プログラムの内容は最強こどもプログラムと同じで、3GB超過後の料金から110円分がポイントで還元されます。大学生や専門学生の方は、アルバイト代でスマホ代を払っている人も多いと思います。少しでも安くなるのは助かりますよね。
最強シニアプログラム
65歳以上の方には「最強シニアプログラム」があります。このプログラムでは、様々な特典が受けられます。シニア世代の方にとって、スマホを安心して使えるサポート体制が整っているのも楽天モバイルの魅力です。
最強シニアプログラムに登録すると、楽天市場でのお買い物がお得になったり、楽天サービスでポイントが貯まりやすくなったりします。スマホの使い方に不安がある方向けのサポートサービスも用意されています。ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんにスマホを持たせたいと考えている方にもおすすめです。
通話料金の仕組み
楽天モバイルの料金を考える上で、通話料も重要なポイントです。使い方次第で通話料を0円にすることもできます。
Rakuten Linkアプリで通話無料
楽天モバイルの大きな特徴の1つが、Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料になることです。時間制限もないので、どれだけ長電話しても追加料金はかかりません。他社のかけ放題オプションは月額1,000円前後かかるのが普通ですが、楽天モバイルならアプリを使うだけで無料です。
Rakuten Linkアプリの特徴
国内通話が無料、SMSの送受信が無料、留守番電話が無料で使えます。アプリ同士の通話なら海外から日本への発信も無料です。ただし、0570で始まるナビダイヤルや一部の特番は有料なので注意が必要です。110番や119番などの緊急通報は、標準の電話アプリから発信する必要があります。
Rakuten Linkアプリはインターネット回線を使った通話なので、Wi-Fi接続時でも使えます。ただし電波状況が悪い場所では音質が低下することがあります。基本的には楽天回線エリア内で使うのがおすすめです。アプリの設定も簡単で、一度設定すれば普通の電話アプリと同じように使えます。
標準アプリでの通話料金
標準の電話アプリから発信した場合は、30秒22円の通話料がかかります。Rakuten Linkアプリと間違えて標準アプリから発信してしまうと、思わぬ通話料が発生するので注意が必要です。
通話方法 | 料金 |
---|---|
Rakuten Linkアプリ | 無料 |
標準電話アプリ | 30秒22円 |
0570(ナビダイヤル) | 有料(番号により異なる) |
110番、119番 | 無料(標準アプリから発信) |
通話履歴から折り返す際は、必ずRakuten Linkアプリから発信するように気をつけましょう。iPhoneの連絡先アプリから発信すると標準アプリで発信されてしまうので、Rakuten Linkアプリ内の連絡先から発信する癖をつけると良いです。

通話かけ放題オプション
Rakuten Linkアプリが使えない環境や、標準アプリで通話したい場合は「15分(標準)通話かけ放題」というオプションがあります。月額1,100円で、標準アプリからの15分以内の通話が無料になります。
ただし、ほとんどの方はRakuten Linkアプリで十分なので、このオプションは不要だと思います。Rakuten Linkアプリなら時間制限なしで無料ですからね。どうしても標準アプリで通話したい理由がある方や、音質にこだわる方以外は、オプションに加入する必要はないでしょう。
オプションサービスの料金
楽天モバイルには様々なオプションサービスがあります。必要に応じて追加すれば、より便利に使えます。
故障紛失保証の料金
スマホの故障や紛失が心配な方には、故障紛失保証のオプションがあります。iPhoneとAndroidで料金が異なります。
端末 | オプション名 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
iPhone | 故障紛失保証 with AppleCare Services | 800円〜1,460円 |
Android | スマホ交換保証プラス | 715円 |
iPhoneの保証料金は機種によって異なります。最新のiPhone Proシリーズなら月額1,460円、iPhone SEなら月額800円という具合です。Androidは一律715円なので、比較的リーズナブルです。保証に入っていれば、画面割れや水没などのトラブル時に、安い自己負担額で修理や交換ができます。
エンタメ系オプション
楽天モバイルでは、エンタメコンテンツがお得に楽しめるオプションもあります。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
---|---|---|
NBA Rakuten | Rakuten最強プラン加入者は追加料金なし | NBA試合が見放題 |
Rakuten Music | 30日ごとに10時間無料 | 音楽聴き放題 |
Rakuten Magazine | 1ヶ月ごとに3冊無料 | 雑誌読み放題 |
これらのエンタメオプションは、Rakuten最強プラン加入者なら追加料金なしまたは一部無料で利用できます。NBA好きの方や音楽をよく聴く方、雑誌を読む習慣がある方には嬉しいサービスです。スマホ代と合わせて考えれば、かなりお得感があります。
その他の便利なオプション
その他にも様々なオプションサービスがあります。
オプション名 | 月額料金 | 内容 |
---|---|---|
あんしんコントロール by i-フィルター | 330円 | お子さまの安心・安全なスマホ利用をサポート |
データチャージ | 1GB 660円 | 海外で2GB超過後に追加購入可能 |
国際通話かけ放題 | 980円 | 対象の国と地域への通話が無料 |
お子さんにスマホを持たせる場合は、あんしんコントロールに加入しておくと安心です。有害サイトのブロックや利用時間の制限などができます。海外旅行や出張が多い方は、国際通話かけ放題を検討しても良いでしょう。必要なオプションだけを選んで追加できるので、無駄がありません。
初期費用と手数料
楽天モバイルの料金を考える上で、初期費用や各種手数料も把握しておきましょう。実は楽天モバイルは、他社と比べて手数料がかなり安いんです。
契約時の初期費用
楽天モバイルを契約する際の初期費用は、なんと0円です。他社では契約事務手数料として3,300円程度かかることが多いですが、楽天モバイルなら無料です。これは大きなメリットですよね。
楽天モバイルでかからない費用
契約事務手数料が0円、MNP転出手数料が0円、契約解除料(解約金)が0円、SIM再発行手数料が0円(eSIMの場合)です。他社では様々な名目で手数料がかかることが多いですが、楽天モバイルならこれらがすべて無料です。気軽に試せるのが楽天モバイルの良いところです。
初期費用がかからないので、とりあえず試しに契約してみるということもできます。使ってみて合わなければ、解約金もかからないのでいつでも辞められます。リスクなしで試せるというのは、乗り換えを検討している方にとって安心材料になりますよね。
SIM関連の手数料
SIMカードの再発行や交換、サイズ変更などにかかる手数料も確認しておきましょう。
手続き内容 | 手数料(税込) |
---|---|
物理SIMカード再発行 | 0円 |
eSIM再発行 | 0円 |
SIMカード交換(故障・紛失) | 0円 |
SIMタイプ変更(nanoSIM→eSIM) | 0円 |
SIM関連の手数料もすべて無料です。SIMカードを紛失してしまった場合や、機種変更でSIMのサイズを変更したい場合でも、お金はかかりません。eSIMからnanoSIMへの変更、またはその逆の変更も無料でできます。他社では数千円かかることもあるので、これは本当にありがたいサービスです。
名義変更の手数料
家族間で契約を譲渡する場合や、第三者に譲渡する場合の手数料も見ておきましょう。
手続き内容 | 手数料(税込) |
---|---|
家族間譲渡(my楽天モバイルから) | 0円 |
第三者譲渡(my楽天モバイルから) | 0円 |
承継(契約者死亡時) | 0円 |
名義変更も基本的に無料です。my楽天モバイルアプリから手続きすれば、手数料はかかりません。ただし、以前の申請書を使って郵送で手続きする場合は3,300円かかるので注意してください。オンラインで手続きするのが断然お得です。
楽天ポイントと料金の関係
楽天モバイルの料金を考える上で、楽天ポイントの存在も無視できません。うまく活用すれば、実質的な負担をさらに減らせます。
楽天市場でのポイント還元率アップ
楽天モバイルを契約していると、楽天市場でのお買い物ポイントが最大プラス4倍になります。通常1倍のところが最大5倍になるので、楽天市場をよく利用する方にとっては大きなメリットです。
ポイント還元の計算例
月に3万円分の買い物をする場合、ポイント5倍なら1,500ポイント貯まります。年間で考えると18,000ポイントです。楽天モバイルの月額料金が3,278円なので、ポイント還元だけで約5.5ヶ月分のスマホ代がカバーできる計算になります。楽天市場をよく使う方なら、実質的なスマホ代はもっと安くなります。
楽天カード、楽天銀行、楽天証券などを組み合わせることで、さらにポイント還元率を上げることもできます。楽天経済圏を活用すれば、スマホ代をほぼポイントでまかなうことも不可能ではありません。日用品から家電まで楽天市場で購入すれば、知らず知らずのうちにポイントが貯まっていきます。
料金支払いにポイントを使う
貯まった楽天ポイントは、楽天モバイルの月額料金の支払いに使えます。期間限定ポイントも使えるので、使い道に困ることがありません。
my楽天モバイルアプリから、毎月の支払いに使うポイント数を設定できます。全額ポイント払いにすることもできますし、一部だけポイントで払うこともできます。ポイントがたくさん貯まっている月は全額ポイント払いにして、現金の支払いを0円にすることも可能です。
キャンペーンでポイントを獲得
楽天モバイルでは常に様々なキャンペーンが実施されていて、条件を満たすと楽天ポイントがもらえます。新規契約や他社からの乗り換えなら、数千ポイントから数万ポイントもらえることもあります。
キャンペーンでもらったポイントも、もちろん月額料金の支払いに使えます。例えば乗り換えで13,000ポイントもらえたとしたら、それだけで約4ヶ月分のスマホ代がタダになります。キャンペーンをうまく活用すれば、最初の数ヶ月はほとんど負担なしで使えることもあります。

料金の確認方法と支払い
楽天モバイルの料金を確認する方法と、支払い方法について知っておきましょう。
my楽天モバイルで料金確認
毎月の料金は、my楽天モバイルアプリまたはウェブサイトから確認できます。今月の利用状況や請求予定額をリアルタイムで確認できるので、使いすぎを防げます。
my楽天モバイルで確認できる内容
今月のデータ利用量、通話時間とSMS送信数、請求予定額、過去の利用明細、支払い証明書のダウンロードができます。グラフで見やすく表示されるので、どれくらい使っているか一目で分かります。アプリを開けばすぐに確認できるので、こまめにチェックする習慣をつけると良いでしょう。
請求内容の詳細は、毎月7日頃から確認できるようになります。PDFファイルでダウンロードすることもできるので、家計簿をつけている方や、経費精算が必要な方にも便利です。通話やSMS、データ通信の利用明細も詳しく見られます。
支払い方法の選択肢
楽天モバイルの料金支払いには、いくつかの方法があります。
支払い方法 | 対応状況 |
---|---|
クレジットカード | ○(楽天カード推奨) |
デビットカード | ○(楽天銀行、スルガ銀行のみ) |
口座振替 | ○ |
楽天ポイント | ○(併用可能) |
クレジットカードが最も一般的です。楽天カードを使えば、支払いでも楽天ポイントが貯まるのでおすすめです。クレジットカードを持っていない方は、口座振替も選べます。ただし、口座振替の場合は手数料として月110円かかるので、可能であればクレジットカードの方がお得です。
請求のタイミングと締め日
楽天モバイルの料金は、毎月月末締めで、翌月に請求されます。支払い日はクレジットカードの場合、カード会社の規定に従います。口座振替の場合は、翌月27日に引き落とされます。
データ利用量は月をまたいでリセットされます。つまり毎月1日から新しいカウントが始まります。月末にギリギリまでデータを使っても、翌月1日になればまた0GBからスタートです。繰り越しはできないので、その点は注意が必要です。
料金を抑えるコツと注意点
楽天モバイルの料金をさらに抑えるコツと、知っておくべき注意点をお伝えします。
データ使用量をコントロールする
楽天モバイルは段階制の料金プランなので、データ使用量をコントロールすれば料金を抑えられます。例えば、あまりデータを使わない月は意識的に3GB以内に抑えれば、月額1,078円で済みます。
データ使用量を抑えるコツ
自宅や職場ではWi-Fiを使う、動画視聴はWi-Fi環境で行う、アプリの自動更新をWi-Fi接続時のみに設定する、バックグラウンド通信を制限する、低画質モードで動画を見るなどの工夫ができます。my楽天モバイルアプリでデータ使用量を定期的にチェックして、使いすぎを防ぎましょう。
ただし、無理にデータ使用を我慢してストレスを感じるくらいなら、20GB超えて3,278円払った方が精神衛生上良いかもしれません。それでも大手キャリアの半額以下なので、十分安いですからね。バランスを考えて使うことが大切です。
Rakuten Linkアプリを必ず使う
通話料を0円にするには、必ずRakuten Linkアプリから発信することが重要です。標準の電話アプリから発信してしまうと、30秒22円の通話料がかかってしまいます。
間違えて標準アプリから発信しないように、ホーム画面の目立つ場所にRakuten Linkアプリを配置しておくと良いでしょう。iPhoneの場合は、連絡先アプリから発信すると標準アプリで発信されるので、Rakuten Linkアプリ内の連絡先から発信する習慣をつけてください。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、すぐに慣れます。

キャンペーンを最大限活用する
楽天モバイルでは常に様々なキャンペーンが実施されています。エントリーが必要なキャンペーンが多いので、申し込む前に必ずキャンペーンページを確認しましょう。
特に、他社からの乗り換えの場合はポイント還元が大きくなることが多いです。新規契約でもポイントがもらえるキャンペーンがあります。ただし、キャンペーンの適用条件は細かく設定されていることが多いので、しっかり確認することが大切です。エントリーを忘れたり、条件を満たさなかったりすると、ポイントがもらえません。
パートナー回線エリアでの注意
楽天回線エリア外では、パートナー回線(au回線)を使うことになります。パートナー回線エリアでは月5GBまでの制限があります。5GBを超えると速度が最大1Mbpsに制限されます。
自宅や職場がパートナー回線エリアの場合、データ使用量に注意が必要です。5GBは意外とすぐに使い切ってしまう量なので、動画視聴などはWi-Fi環境で行うようにしましょう。楽天回線エリアは日々拡大しているので、今はパートナー回線エリアでも将来的には楽天回線エリアになる可能性があります。
具体的な料金シミュレーション
実際に楽天モバイルを使った場合、毎月いくらくらいかかるのか、いくつかのパターンでシミュレーションしてみましょう。
あまりデータを使わない人の場合
自宅や職場でWi-Fiを使い、外ではあまりデータ通信をしない方のケースです。
ライトユーザーの料金例
月のデータ使用量が2GB程度の場合、月額料金は1,078円です。通話はRakuten Linkアプリを使うので0円です。オプションなしの場合、月額合計1,078円で済みます。年間でも12,936円という驚きの安さです。大手キャリアの約8分の1の料金で使えます。
この料金なら、学生さんのお小遣いでも十分払える金額ですね。親御さんがお子さんにスマホを持たせる場合でも、負担が少なくて済みます。2回線目として持つサブスマホとしても、この料金なら気軽に契約できます。
標準的なデータ使用量の人の場合
動画も見るけど、Wi-Fiも併用している標準的な使い方をする方のケースです。
標準ユーザーの料金例
月のデータ使用量が15GB程度の場合、月額料金は2,178円です。通話はRakuten Linkアプリを使うので0円です。オプションなしの場合、月額合計2,178円です。年間では26,136円になります。この料金でも、大手キャリアの約3分の1です。
この料金帯が最もバランスが良いと思います。外でもそこそこデータを使えますし、Wi-Fiを併用すれば20GBを超えることも少ないでしょう。家計への負担も少なく、ストレスなく使える料金設定です。
データをたくさん使う人の場合
動画をたくさん見たり、テザリングでパソコンをネット接続したりする、ヘビーユーザーのケースです。
ヘビーユーザーの料金例
月のデータ使用量が50GB以上の場合でも、月額料金は3,278円で固定です。通話はRakuten Linkアプリを使うので0円です。オプションなしの場合、月額合計3,278円です。年間でも39,336円です。どれだけ使ってもこの料金なので、気にせず使えます。
大手キャリアで50GB使おうと思ったら、月額7,000円以上かかります。楽天モバイルなら半額以下の3,278円なので、圧倒的にお得です。動画をたくさん見る方、オンラインゲームをする方、テザリングを頻繁に使う方には、この料金でデータ無制限は本当にありがたいですね。
家族4人で使う場合
家族4人で楽天モバイルを使った場合の料金をシミュレーションしてみます。
家族4人の料金例
父親がデータ無制限で3,278円、母親が15GBで2,178円、高校生の子どもが20GBで2,178円、中学生の子どもが10GBで2,178円とします。合計9,812円ですが、家族割で1回線110円引きなので、4回線で440円引きになります。月額合計は9,372円です。年間では112,464円になります。
家族4人で月1万円を切るというのは、かなり安いですよね。大手キャリアなら家族4人で月3万円前後かかるのが普通です。楽天モバイルなら年間で約20万円の節約になります。浮いたお金で家族旅行に行けますし、貯金もできます。

料金に関するよくある質問
楽天モバイルの料金について、よく聞かれる質問とその回答をまとめました。
Q1. 本当に月額3,278円でデータ無制限ですか
A. はい、楽天回線エリア内であれば本当にデータ無制限で使えます。どれだけデータを使っても、月額3,278円から上がることはありません。ただし、パートナー回線エリアでは月5GBまでの制限があります。また、混雑時には速度制御される場合があります。
Q2. データを使わない月は安くなりますか
A. はい、使わない月は自動的に安くなります。3GBまでなら1,078円、3GBから20GBまでなら2,178円です。プラン変更の手続きは不要で、自動的にその月の使用量に応じた料金になります。無駄がないので安心してください。
Q3. 家族割はどれくらい安くなりますか
A. 最強家族プログラムに加入すると、1回線につき月額110円割引されます。家族4人なら月440円、年間5,280円の節約になります。割引に期限はないので、ずっと割引が続きます。グループを作って申し込むだけなので、手続きも簡単です。
Q4. 通話料は本当に無料ですか
A. Rakuten Linkアプリを使えば、国内通話が時間制限なしで無料です。ただし、標準の電話アプリから発信すると30秒22円かかります。また、0570で始まるナビダイヤルや一部の特番は有料です。110番や119番などの緊急通報は、標準アプリから発信する必要があります。
Q5. 初期費用はかかりますか
A. いいえ、契約事務手数料は0円です。SIMカードの発行も無料です。初期費用は一切かかりません。端末を同時に購入する場合は端末代金がかかりますが、プラン契約だけなら完全無料で始められます。
Q6. 解約金はかかりますか
A. いいえ、解約金は一切かかりません。いつ解約しても0円です。ただし、端末を分割払いで購入している場合は、残債の支払いが必要です。プラン料金だけなら、いつでも自由に解約できます。
Q7. 料金の支払いに楽天ポイントは使えますか
A. はい、使えます。期間限定ポイントも使えるので、使い道に困ることがありません。my楽天モバイルアプリから、毎月の支払いに使うポイント数を設定できます。全額ポイント払いにすることもできます。
Q8. 日割り計算はされますか
A. プラン料金は日割り計算されません。月の途中で契約した場合でも、その月に使ったデータ量に応じた料金が請求されます。解約月も同様で、解約日が月初でも月末でも、その月のデータ使用量に応じた料金を支払います。
Q9. 海外でも使えますか
A. はい、対象の国と地域で月2GBまで追加料金なしで使えます。2GBを超えると、1GBあたり660円でデータチャージできます。Rakuten Linkアプリを使えば、海外から日本への通話も無料です。ただし、海外から海外への通話は有料です。
Q10. 料金が高くなることはありますか
A. 基本的に、プラン料金がデータ無制限の3,278円を超えることはありません。ただし、標準アプリからの通話、有料オプションへの加入、データチャージなどを利用すると、追加料金が発生します。意図しない料金増加を防ぐには、my楽天モバイルアプリでこまめに利用状況を確認することが大切です。
実際に使ってみて感じた料金のお得さ
最後に、私が実際に楽天モバイルを使ってみて感じた、料金面でのお得さについてお話しします。
月々の固定費が大幅に下がった
以前は大手キャリアで月8,000円ほど払っていました。楽天モバイルに乗り換えてから、月額3,000円程度になったので、月5,000円、年間6万円の節約になっています。この金額があれば、年に1回は家族で旅行に行けますし、貯金も増やせます。
固定費の削減は、家計管理において非常に重要です。スマホ代は毎月必ずかかる費用なので、ここを抑えられると家計全体がかなり楽になります。浮いたお金で趣味を楽しんだり、将来のために貯金したりできるようになりました。料金の安さは、楽天モバイルの最大の魅力だと実感しています。
使わない月は自動的に安くなる安心感
楽天モバイルの段階制料金は、本当に便利です。外出が少ない月や、Wi-Fiを多く使う月は、自然と料金が下がります。使わなかった分だけ得するというのは、精神的にも嬉しいですね。
大手キャリアの時は、使っても使わなくても同じ料金だったので、使わない月は損した気分になっていました。楽天モバイルなら、使わなければ自動的に安くなるので、無駄がありません。旅行で海外に行っている月なども、自然と料金が下がるので助かります。

楽天ポイントで実質さらに安くなる
楽天市場をよく使うので、楽天ポイントがどんどん貯まります。貯まったポイントをスマホ代の支払いに使えるので、実質的な負担はさらに軽くなっています。月によっては、ほぼ全額ポイントでまかなえることもあります。
楽天経済圏を活用すれば、スマホ代の大部分をポイントでカバーできます。楽天カード、楽天銀行、楽天証券などを組み合わせると、ポイント還元率がさらに上がります。日用品や食料品を楽天市場で購入するだけでも、かなりポイントが貯まるので、スマホ代の負担はほとんど感じていません。
初期費用と解約金がないから気軽に試せた
楽天モバイルに乗り換える決め手になったのは、初期費用と解約金が0円だったことです。リスクなしで試せるので、思い切って乗り換えてみました。実際に使ってみて、想像以上に快適だったので、今では家族全員で楽天モバイルを使っています。
もし合わなかったとしても、解約金がかからないので安心です。この「気軽に試せる」というのは、乗り換えを検討している方にとって大きなメリットだと思います。実際に使ってみないと分からないことも多いですからね。まずは1回線試してみて、良かったら家族も乗り換えるという方法もありだと思います。
料金で選ぶなら楽天モバイルがおすすめな理由
楽天モバイルの料金について、様々な角度から詳しく見てきました。最後に、料金面で楽天モバイルをおすすめする理由をまとめます。
シンプルでわかりやすい
楽天モバイルの料金プランは1つだけです。プラン選びで悩む必要がなく、使った分だけ自動的に料金が決まります。複雑な条件や制限もないので、誰でも理解しやすいです。
大手キャリアのように、〇〇割や△△キャンペーンなど、複雑な条件を理解する必要がありません。シンプルだからこそ、安心して使えます。料金体系が分かりやすいというのは、ユーザーにとって非常に重要なポイントです。
使わなければ自動的に安くなる
段階制料金の最大のメリットは、無駄がないことです。使わない月は自然と料金が下がるので、損した気分になりません。逆にたくさん使っても上限が決まっているので、安心してデータを使えます。
この柔軟な料金体系は、ライフスタイルが変わりやすい現代人にぴったりです。在宅勤務が多い月、外出が多い月、旅行に行く月など、月によって使用量が変わる方にとって、非常に使いやすい仕組みです。
大手キャリアの半額以下
何度も言いますが、楽天モバイルは大手キャリアの半額以下の料金でデータ無制限が使えます。通信品質に多少の差はあるかもしれませんが、料金の安さは圧倒的です。
年間で考えると、その差は5万円以上になります。家族全員で乗り換えれば、年間20万円近く節約できることもあります。この金額差は、無視できない大きさです。スマホ代を抑えたい方にとって、楽天モバイルは最有力の選択肢だと思います。
楽天ポイントでさらにお得
楽天市場でのポイント還元率アップや、ポイントでの料金支払いなど、楽天経済圏との連携も大きなメリットです。楽天のサービスをよく使う方なら、実質的な負担はさらに軽くなります。
貯まったポイントをスマホ代に使えるので、現金の支出を減らせます。キャンペーンでもらえるポイントも含めると、最初の数ヶ月はほとんど負担なしで使えることもあります。楽天ユーザーなら、楽天モバイルを選ばない理由がないくらいです。
初期費用も解約金もなし
リスクなしで試せるというのは、大きな安心材料です。契約事務手数料0円、解約金0円なので、とりあえず試してみることができます。使ってみて合わなければ、いつでも無料で解約できます。
この「気軽に試せる」という点は、乗り換えを迷っている方の背中を押してくれます。実際に使ってみないと分からないこともたくさんあるので、まずは試してみることをおすすめします。私も最初は不安でしたが、試してみて本当に良かったと思っています。
楽天モバイルの料金は、シンプルでわかりやすく、そして圧倒的に安いです。使わない月は自動的に安くなる柔軟性もあります。楽天ポイントとの連携で、さらにお得に使えます。スマホ代を見直したいと考えている方は、ぜひ楽天モバイルを検討してみてください。リスクなしで試せるので、まずは1ヶ月使ってみるのも良いと思います。きっと満足していただけるはずです。