楽天モバイルで海外旅行・出張が変わる!追加料金なし2GBを使いこなす徹底ガイド

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楽天モバイルの海外ローミングとは?「追加料金なし2GB無料」の最強メリット

まずは、楽天モバイルが海外で使える仕組みと、他のキャリアにはない圧倒的なメリットを整理しましょう。

楽天モバイルの海外ローミングの基本と対象エリア

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」には、「海外ローミング」サービスが標準で含まれています。このサービスは、別途申し込みをすることなく、日本国内のプラン料金だけで利用できるのが最大の魅力です。

海外ローミングとは、渡航先の国の通信事業者のネットワークを、日本のキャリアの回線を通じて利用できる仕組みです。これにより、お手持ちのスマートフォンを、SIMカードを差し替えることなく、そのまま海外で利用できるようになります。

海外ローミングの対象国と地域

楽天モバイルの海外ローミングは、海外指定69〜91の国と地域(※記事執筆時点や情報源により最新の対象国数が変動していますが、主要な渡航先はほぼカバーしています)で利用可能です。

【渡航先が対象エリアか確認!】
アジア、北米、ヨーロッパの主要な国・地域は基本的に利用可能です。ただし、細かい地域やマイナーな国へ渡航する場合は、必ず楽天モバイル公式サイトの「海外ローミング 対応エリア」で最新の情報を確認してください。利用対象外の国では、Wi-Fi環境がなければ通信できません。

データ通信の「追加料金なし2GB無料」の仕組み

楽天モバイルの海外ローミングにおける最大の特徴は、データ通信に関する以下の料金体系です。

データ利用量 料金 備考
海外利用 2GBまで 追加料金なし プラン料金に含まれます。国内と海外の利用量にかかわらず、2GBまでは無料です。
海外利用 2GB超過後 最大128kbpsで使い放題 低速ですが、追加料金なしでデータ通信が続行できます。
高速通信に戻したい場合 1GBあたり500円(税込) my 楽天モバイルから追加チャージが可能です。
ララちゃん
ララちゃん
これが本当にすごいのよ!例えば、国内で1GBしか使わなくても、海外での2GBは別途確保されてるの。合わせて3GB以内に抑えられたら、月額1,078円(税込)で海外も国内も使えるってことなのね!

他社キャリアとの国際ローミングサービスの比較

楽天モバイルの海外ローミングが、他の大手キャリアや格安SIMと比べてどれだけお得かを見てみましょう。

キャリア名 海外データ通信の基本料金体系 国際通話・SMS
楽天モバイル 月2GBまで追加料金なし(プラン料金内)。超過後128kbpsで使い放題。1GB追加500円。 Rakuten Link利用で、日本への発信・着信無料、国際SMSも無料。
ドコモ/au/ソフトバンク(標準サービス) 定額サービス利用で980円/日程度(国により異なる)。利用しないと高額請求リスク。 国により高額な着信料、発信料が発生。
ahamo 月20GBまでのデータ容量を海外でもそのまま利用可能。 国際通話は有料。SMSは従量課金。

【SEOプロからの分析】
楽天モバイルの最大の強みは、ahamoのような「国内のデータ容量をそのまま使う」方式ではなく、「毎月2GBをプラン料金に無料で追加する」という点です。これにより、国内のデータ利用が少なくても、月額1,078円(税込)から海外利用ができるため、「短期の海外旅行者」や「普段あまりデータを使わないユーザー」にとって、最強の選択肢となります。


【最重要】楽天モバイルを海外で使うための3ステップ設定手順

楽天モバイルの海外ローミングは非常に簡単ですが、高額請求を防ぎ、確実に接続するために、出発前と現地到着後に行うべき設定手順をステップバイステップで解説します。

STEP 1 出発前の必須設定:my 楽天モバイルでのローミングON

海外へ渡航する前に、必ずmy 楽天モバイルのアプリまたはWebサイトから「海外ローミング(データ通信)」の設定を「オン」にする必要があります。これは、現地の通信事業者のネットワークに接続するための許可設定です。

  1. my 楽天モバイルにログインします。
  2. 画面下部の「契約プラン」をタップします。
  3. 「プランに含まれるオプションサービス(国際)」の項目までスクロールします。
  4. 「海外ローミング(データ通信)」の項目を「ON」に設定し、「変更する」をタップして完了です。

【重要!「国際通話・国際SMS」の設定】
この画面には、「国際通話・国際SMS(海外でOS標準の電話アプリ・メッセージアプリ利用時)」という項目もあります。これはRakuten Linkアプリを使わない場合の有料サービスです。高額請求リスクを避けるため、基本的には「OFF」のままにしておき、無料のRakuten Linkアプリを利用することを強く推奨します。

STEP 2 現地到着後の設定:端末の「データローミング」をON

渡航先に到着し、機内モードを解除したら、次はスマートフォン本体の設定を変更します。

iPhoneの場合

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「モバイル通信」をタップします。
  3. 「通信のオプション」をタップします。
  4. 「データローミング」を「オン」にします。

Androidの場合

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「ネットワークとインターネット」または「接続」をタップします。
  3. 「モバイルネットワーク」または「SIMカードとモバイルネットワーク」をタップします。
  4. 「ローミング」または「データローミング」を「オン」にします。
つとむ君
つとむ君
この「端末のローミングON」を忘れると、楽天モバイルの回線に繋がらないから注意が必要だね!設定が完了すると、現地の提携キャリア名が表示されて、データ通信が始まるはずだよ。

STEP 3 帰国後の設定:高額請求を防ぐためのローミングOFF

海外での利用が終わったら、高額請求リスクを避けるために、必ずmy 楽天モバイルと端末の両方でローミングを「オフ」に戻しましょう。

  1. my 楽天モバイルで「海外ローミング(データ通信)」を「OFF」に戻す。
  2. スマートフォン端末の「データローミング」を「オフ」に戻す。

【最重要】高額請求を防ぐ!
海外利用における高額請求の多くは、「2GBを超えて高速通信の追加チャージ」をする場合か、「対象外の国で利用してしまう」場合に発生します。また、ごく稀に、対象国でも設定ミスでOS標準アプリからの通話やSMSが利用され、高額請求になることがあります。2GBで足りる場合は、追加チャージはせず、低速(128kbps)で利用を継続するのが最も安全です。


国際通話・SMSも無料に!「Rakuten Link」を活用した海外利用術

楽天モバイルの海外利用における、もう一つの最強の武器が「Rakuten Link」アプリです。これを使えば、国際通話と国際SMSが、驚くほどお得になります。

Rakuten Linkの国際通話・SMSが無料になる条件

Rakuten Linkアプリを利用すれば、海外指定69の国と地域から以下の通話・SMSが無料になります。

海外から日本へ

通話・SMS 相手がRakuten Linkユーザー 相手がRakuten Link不使用
通話料 無料 無料
SMS送受信 無料 無料

【旅行者にとっての最強メリット!】
つまり、海外旅行先から日本の自宅やホテル、レストラン、友人・知人の日本の電話番号に電話をかける場合、相手が楽天モバイルユーザーでなくても、通話料は無料になるということです。これは、他のキャリアにはない圧倒的なメリットで、海外旅行中の連絡手段として非常に便利です。

海外から海外へ

通話・SMS 相手がRakuten Linkユーザー 相手がRakuten Link不使用
通話料 無料 国・地域により有料
SMS送受信 無料 国・地域により有料

【AndroidとiPhoneの違いに注意】
Androidユーザーは、Rakuten Linkアプリを利用すれば海外での着信料も無料です。しかし、iPhoneユーザーは、Rakuten Linkを利用せずに着信した場合(OS標準の電話アプリで着信した場合)、通話料が発生する可能性があるため注意が必要です。iPhoneユーザーは、可能な限りRakuten Linkでの発信・着信を心がけましょう。

Rakuten Linkを利用しない場合の通話・SMS料金

Rakuten Linkアプリを利用せず、OS標準の電話アプリやメッセージアプリを利用した場合、国際通話・SMSは有料となります。

サービス 海外から日本/海外の電話番号へ発信 海外で着信
通話料 国・地域により高額 国・地域により高額(iPhoneは特に注意)
SMS送信料 1通あたり100円(国により異なる) 無料

【高額請求の大きな原因】
海外で日本の家族から電話がかかってきて、OS標準のアプリで応答してしまうと、その着信に対して高額な通話料が請求されることがあります。このリスクを避けるためにも、海外滞在中はRakuten Linkアプリでの通話に慣れておくことが重要です。


【ギガ足りる?】楽天モバイル海外ローミングの2GB制限とデータチャージのすべて

海外ローミングで無料利用できる2GBのデータ容量は、短期旅行やライトユーザーには十分ですが、不安に感じる方もいるでしょう。ここでは、2GBで何ができるのか、足りない場合はどうすればいいのかを詳しく解説します。

海外での「2GB」でできることの目安

海外での一般的なスマートフォンの使い方を考えると、2GBはどれくらいの期間、どのような用途で使えるのでしょうか。

用途 1GBあたりの目安 2GBでできることの目安
Webサイト閲覧 約3,400ページ 約6,800ページ
LINE/メッセージ 約20万回 約40万回
Googleマップ 約30時間ナビ利用 約60時間ナビ利用
YouTube動画(中画質) 約2時間 約4時間
Instagram閲覧 約4時間 約8時間
ララちゃん
ララちゃん
SNSで写真をたくさん投稿したり、移動中に動画を観たりしなければ、1週間程度の旅行なら2GBで十分足りそうね!ホテルのWi-Fiもうまく活用すれば、もっと長く使えるわ。

【2GBで収まる海外旅行の期間目安】
一般的に、海外での1日のデータ使用量は0.3GB〜0.5GB未満と言われています。このため、4〜6日程度の短期旅行であれば、2GBの範囲内で十分収まる可能性が高いです。特に、ホテルのWi-Fiや街中のフリーWi-Fiを積極的に使うことをおすすめします。

2GBを超過した場合の料金と速度

もし海外でのデータ利用量が2GBを超過した場合、以下のようになります。

  1. 高速通信が停止し、最大128kbpsの低速通信に切り替わります。
  2. この低速通信は、追加料金なしで、データ容量を気にせず使い放題です。

128kbpsの速度では、Webサイトの閲覧や動画視聴は困難ですが、LINEやメッセージアプリでのテキスト送受信、Googleマップの簡易的なナビゲーションなどは利用可能です。

高速通信を復活させる方法:データチャージ

2GBを超過しても、引き続き高速通信を利用したい場合は、my 楽天モバイルからデータチャージが可能です。

  • 料金:1GBあたり500円(税込)
  • チャージ方法: my 楽天モバイルアプリ/Webサイトからいつでもチャージ可能。

【注意】高額請求リスクとチャージ上限
データチャージは便利ですが、チャージを繰り返すと請求額が増加します。特に、海外で動画視聴などを続けると、すぐに数GBを消費してしまうため、注意が必要です。楽天モバイルには「海外ローミングの利用停止機能」などもあるため、心配な方は事前に設定を見直しましょう。

料金シミュレーション:国内・海外利用の組み合わせ

Rakuten最強プランの料金体系は、国内と海外のデータ利用を合算するのではなく、国内利用量と海外ローミング(2GB無料+追加チャージ)を別々にカウントします。

国内利用量 海外利用量(高速) 料金 備考
10GB 2GB 2,178円 国内20GBまで、海外2GB無料のため、追加料金なし。
25GB 2GB 3,278円 国内無制限、海外2GB無料のため、追加料金なし。
1GB 5GB 1,078円 + 1,500円(3GB分)= 2,578円 国内3GBまで、海外3GB追加チャージ(500円×3)
25GB 5GB 3,278円 + 1,500円(3GB分)= 4,778円 国内無制限、海外3GB追加チャージ(500円×3)

【料金を抑えるカギ】
シミュレーションからも分かる通り、海外で高速通信をたくさん使わなければ、国内での利用が多めでも、非常に安価に抑えられます。海外滞在が長く、データチャージをたくさん行う場合は、ahamoなどの大容量プランと比較検討することをおすすめします。


【トラブル解決】楽天モバイルが海外で繋がらない・遅いときの対処法

「現地に到着したのに、楽天モバイルが繋がらない」というトラブルは、海外ではよくあることです。多くの場合、簡単な設定ミスや、現地ネットワークの問題で解決できます。

接続トラブル時の基本チェックリスト

楽天モバイルが海外で繋がらない、または極端に遅いと感じた場合、まずは以下の基本的な項目を確認してください。

【海外ローミング 接続チェックリスト】

  1. my 楽天モバイルの「海外ローミング(データ通信)」がONになっているか?
  2. スマートフォン端末の「データローミング」がONになっているか?
  3. 渡航先が楽天モバイルの対象国に入っているか?
  4. 2GBの高速データ容量を使い切って、低速(128kbps)になっていないか?(→低速になっていないか、my 楽天モバイルで確認)
  5. 国際通話・国際SMSの設定が「ON」になっていないか?(→ONになっていると稀に接続を妨げる場合があるため、データ通信だけならOFF推奨)

電波が不安定な場合の解決策

基本設定に問題がないにもかかわらず、電波が不安定な場合は、以下の手順を試してみてください。

1. 機内モードのON/OFF(再起動の代わり)

最も効果的な解決策の一つです。機内モードを5秒ほどオンにした後、オフに戻すことで、端末が強制的に現地のネットワークを探しに行き、接続が改善されることがあります。

2. ネットワーク設定の手動選択

現地では複数の提携キャリアがある場合があります。自動接続がうまくいかない場合は、手動で接続先を選んでみましょう。

  1. 「設定」アプリを開き、「モバイル通信」または「モバイルネットワーク」に進みます。
  2. 「ネットワーク選択」または「通信事業者」を選択します。
  3. 「自動」をオフにし、表示される提携キャリア(例:アメリカのAT&T、中国のChina Mobileなど)を一つずつ手動で選択して接続を試みます。
ララちゃん
ララちゃん
国や地域によっては、提携キャリアによって速度や安定性に違いがあるみたい。もし繋がりにくいキャリアに自動接続されたら、手動で別の提携キャリアに切り替えてみるのが、上級者テクニックよ!

3. 最新のOSバージョンとキャリア設定の確認

iPhoneの場合、古いiOSバージョンでは楽天モバイルの海外ローミングが安定しないことがあります。iOSバージョンを14.4以降にアップデートし、「キャリア設定アップデート」のポップアップが表示されたら必ず「アップデート」をタップして完了させましょう。

「海外で遅い」と感じた時の実用的な対処法

楽天モバイルの海外ローミングの速度は、現地の提携キャリアのネットワーク状況に依存します。遅いと感じた時の実用的な対処法は以下の通りです。

  • テザリングの利用: 楽天モバイルの海外ローミングはテザリングも利用可能です。テザリングでPCやタブレットを繋ぎ、そちらで通信を試してみることで、端末側の設定問題か、現地の電波問題かを切り分けられます。
  • 「4Gオンリー」設定: 一部の国では、5Gの電波を掴むものの、不安定で速度が出ないことがあります。端末の設定で「5G/4G/3G」を「4G/3G」に切り替えてみることで、むしろ安定して速くなることがあります。

【応用編】eSIMとデュアルSIMを活用した楽天モバイルの海外利用術

楽天モバイルはeSIMに対応しているため、デュアルSIMとして活用することで、海外での通信手段をさらに賢く、お得に使い分けることができます。

eSIMとデュアルSIMのメリット

eSIMとは、スマートフォン本体に内蔵されたSIMで、物理的なSIMカードの抜き差しが不要な仕組みです。

【デュアルSIMの賢い活用例】
楽天モバイルをeSIMに設定しておけば、物理SIMスロットが空きます。そこに、海外用の現地のプリペイドSIMや、他社の格安SIMを差し込むことで、楽天モバイルの「2GB無料」を保険や予備として使いながら、メインの通信は現地のSIMで行うといった、柔軟な使い分けができます。

回線 種類 役割 備考
回線1(楽天モバイル) eSIM 予備・連絡用 2GB無料のデータ通信、Rakuten Linkの無料通話・SMSを利用。
回線2(現地SIM/ahamoなど) 物理SIM メインデータ通信 現地の大容量通信や、高速通信を必要とする用途に使う。

eSIMで海外ローミングを利用する設定手順

eSIMで楽天モバイルを利用している場合でも、海外ローミングの基本的な手順は物理SIMと同じですが、SIMの切り替え操作が必要になります。

  1. my 楽天モバイルでの設定(STEP 1):海外出発前に「海外ローミング(データ通信)」をONにする。
  2. 現地到着後の設定(STEP 2):端末の「設定」で、「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」の項目から、楽天モバイルの回線を選択し、「データローミング」をONにする。

【eSIMは「データ」と「音声」の使い分けが簡単!】
デュアル SIM設定の場合、端末の「設定」で「モバイルデータ通信」は現地SIMに、「デフォルトの音声回線」は楽天モバイルに、といった設定が可能です。これにより、データは現地SIMで使い放題、通話はRakuten Linkで無料という、究極の海外利用環境を簡単に実現できます。


【長期間滞在・赴任者向け】楽天モバイルの海外利用のメリット・デメリット

短期旅行者だけでなく、海外へ長期出張や赴任する際も、楽天モバイルの海外ローミングは魅力的な選択肢の一つです。しかし、長期利用ならではの注意点も存在します。

長期利用者から見た楽天モバイルのメリット

  • 日本の電話番号を維持しつつ、毎月2GBが無料: 海外赴任中でも日本の電話番号を保持でき、基本料金(月額1,078円〜)だけで2GBのデータ通信を利用できるのは、他のキャリアではなかなかありません。
  • 日本の銀行やサイトへのアクセスが容易: 楽天モバイルのローミングを利用すると、海外にいても日本のIPアドレスとして認識されるため、海外からのアクセスを制限している日本のオンラインバンキングや特定のサイトへも、問題なくアクセスできるという地味ながら大きなメリットがあります。
  • 家族・友人との連絡が無料: Rakuten Linkを活用すれば、日本の家族や友人との通話・SMSが無料なので、国際電話料金を気にせず連絡を取り合えます。

長期利用者から見た楽天モバイルのデメリットと注意点

デメリット/注意点 詳細 対処法
2GBのデータ容量制限 毎月2GBを超えると128kbpsの低速になるため、仕事などで大量のデータ通信が必要な長期利用者には不向きです。 現地の大容量SIMカード(物理またはeSIM)をメイン回線として併用する(デュアルSIM)。
対象国・地域の限定 世界全体で見ると、他社に比べて対象国数が少ない場合があります。(ただし主要国はカバー) 渡航前に必ず公式サイトで対象国を確認し、対象外の場合は現地SIMの準備が必要。
速度や安定性の問題 現地の提携キャリアに依存するため、場所によっては通信が不安定になったり、速度が遅かったりすることがあります。 ネットワークの手動選択や「4Gオンリー」設定を試す。
国際通話かけ放題(有料) Rakuten Link以外で海外の電話番号に頻繁に発信する場合は、「国際通話かけ放題(月額980円)」のオプション加入が必要になります。 海外の電話番号への通話が多い場合は、オプション加入または現地のSIMの利用を検討。

【海外赴任者は現地でのデータ通信手段を確保!】
赴任先でメインのインターネット回線として楽天モバイルを使うのは現実的ではありません。楽天モバイルは「日本の電話番号維持」と「緊急時の連絡手段」として位置づけ、別途、現地の大容量SIMカードやホームルーターの契約を強くおすすめします。


楽天モバイルの海外利用に関するよくある質問Q&A

楽天モバイルの海外ローミングサービスについて、上位記事で多く言及されている、誰もが疑問に思う「最後の壁」となる質問をまとめました。

Q1. 楽天モバイルの海外ローミングは、申し込みが必要ですか?

A. 必要ありません。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約していれば、追加の申し込みや設定は一切不要で、プラン料金内に海外ローミングサービスが含まれています。あとは、出国前にmy 楽天モバイルでローミング設定をONにするだけでOKです。

Q2. 海外ローミングの2GBは、毎月リセットされますか?

A. はい、毎月リセットされます。
海外ローミングで利用できる2GBの高速データ容量は、毎月1日にリセットされます。月をまたいで旅行する場合は、翌月になると再度2GBが無料で使えるようになります。

Q3. 海外でテザリング(インターネット共有)は使えますか?

A. はい、使えます。
楽天モバイルの海外ローミングは、スマートフォンのテザリング機能(インターネット共有)を利用可能です。2GBのデータ容量内であれば、テザリング機能を使ってPCやタブレットなどをインターネットに接続できます。ただし、テザリングはデータ消費が速くなるため、2GBの制限には注意しましょう。

Q4. 海外でRakuten Linkを使わずに電話をかけたら、いくらかかりますか?

A. 国や地域により、非常に高額になる可能性があります。
Rakuten Linkを使わずOS標準の電話アプリで国際通話を発信した場合、通話相手の国や地域によって異なりますが、数十円/秒〜数百円/分といった高額な通話料が発生します。着信でも高額になる可能性があるため、海外では必ずRakuten Linkアプリを利用しましょう。

Q5. 楽天モバイルの海外ローミングは、飛行機の中でも使えますか?

A. 一部の航空会社・機種の機内でのみ利用可能です。
楽天モバイルの公式サイトによると、提携している特定の航空会社・機種の機内でのみ、「機内ローミング」として利用できる場合があります。ただし、機内での通信は非常に不安定かつ高額になる場合があるため、基本的には機内Wi-Fiの利用や、機内モードにしておくことを推奨します。

Q6. 海外でのデータ通信の利用明細はどこで確認できますか?

A. my 楽天モバイルでリアルタイムに確認できます。
my 楽天モバイルアプリ/Webサイトの「データ利用量」の項目から、国内のデータ利用量と並んで「海外ローミング(無料分)」の利用状況をリアルタイムで確認できます。2GBに近づいてきたら、こまめにチェックしましょう。


楽天モバイル 海外利用の成功に導く最終チェックリストとまとめ

ここまで、楽天モバイルの海外ローミングに関するあらゆる情報、設定方法、そして高額請求を防ぐための裏ワザを解説してきました。最後に、海外渡航前に実行すべき最終チェックリストで準備を完璧にしましょう。

【楽天モバイル 海外利用 最終チェックリスト】

  1. 渡航先が楽天モバイルの海外ローミング対象国であることを公式サイトで確認した。
  2. my 楽天モバイルで「海外ローミング(データ通信)」の設定をONにした。
  3. 「国際通話・国際SMS(OS標準アプリ利用時)」の設定はOFFのままである。(高額請求防止)
  4. スマートフォンにRakuten Linkアプリがインストールされており、ログインが完了している。
  5. 2GBで足りるかをシミュレーションし、足りない場合は現地Wi-Fiの活用や現地SIMとの併用を検討した。
  6. 現地到着後、端末のデータローミングをONにすることを忘れない。
  7. 帰国後、my 楽天モバイルと端末の両方でローミングをOFFに戻すことを覚えておく。

楽天モバイルは、海外旅行の通信費を劇的に下げてくれる、まさに最強の海外利用サービスです。「追加料金なしの2GB無料」と「Rakuten Linkでの国際通話無料」という2つの大きなメリットを最大限に活かせば、もう海外での通信費の心配は不要です。

面倒な設定は出発前に済ませて、あとは新しい環境での素晴らしい体験に集中しましょう!このガイドが、あなたの海外渡航をより快適で、お得なものにする手助けになれば幸いです。

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